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スマホ連携すれば、好みのリズムで振動を楽しめるように

マニュアルを読むと、最初のステップとして推奨されているのは、マックスバーンの上にただ立ち尽くすこと、となっている。
マックスバーン
膝を曲げず背筋を適度に伸ばし、お尻の筋肉(大殿筋)を引き締めるようにして立つと、より良い効果を得られる。器具に記された「JOGGING」や「RUNNING」などの表示に足幅をあわせることで、刺激される部位も変わってくる。
「AUTO」ボタンを押した場合は、種類や強さが自動的に変化していく振動が10分間続く。立っていられないほど、というわけではないが、かなり強い振動が続くため、正しい直立姿勢を保つのは、なかなか困難。この状態を10分間続けるとなれば、確かに結構な運動量になりそうだ。
その証拠に、マックスバーンのディスプレイに表示される「消費カロリー」量は、みるみる増えていく。
マックスバーン
数値はあくまでも目安とのことなので、実際の消費カロリーがどれくらいになるのかは不明だが、マニュアルによれば10分間で500カロリー以上の消費が期待できるという。実感として、そこまで消費した感覚はないものの、同じ時間みっちりストレッチをしたくらいの疲労感を得られた。
とはいえ10分間の振動により、全身がくまなくほぐされたような感覚を得られたのは、二次効果としてちょっとうれしいところ。実際、マニュアルで直立姿勢のキープを最初のステップにしているのも、本格的な運動前のストレッチ的な役割を意識しているようだ。
と、ここまでなら本当に「ジョーバ」と変わらない器具になってしまうのだが、マックスバーンの場合は、スマートフォンと連携する機能が用意されている点で大きな違いがある。
しかも、同類のフィットネス系ガジェットのように、専用アプリを必要としないのがユニーク。マックスバーンの場合は、スマートフォンと連携することにより、音楽再生アプリで流すサウンドと振動をシンクロさせることもできるのだ。
マックスバーン
わかりやすいように写真では本体とスマートフォンを近づけているが、Bluetooth接続なのでもちろん、離れた場所に置いても大丈夫。
再生したサウンドは、マックスバーン本体に内蔵されたスピーカーから再生される。正直、本体価格から考えると内蔵スピーカーの音質はチープだが、それでもエクササイズのBGMとしては、まぁ問題のない範囲だろう。


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