優香里さんはお隣の三鷹出身。「趣味は居酒屋」という小粋な女性に育った。
「私、勉強がまったくダメで高校の期末試験では社会が7点でした。唯一の正解が『津田梅子』だったのを覚えています」。
おお、「変革を担う女性」の育成を掲げる津田塾大学の創始者だ。優香里さんも「ジャイアントパンダ」の変革を担っているのは何かの縁だろうか。
「よく飲みに行く『孫ぱんだDX』の隣にスナックがあって、こないだ顔見知りのママに『飲んでいきなよ〜』と引っ張り込まれたんです。スナック初体験でしたが、お酒を飲みながらカラオケを歌うのがこんなに楽しいのかと」。
常連さんが日本酒の一升瓶を入れてくれて、「次来たら自由に飲んでいいから」と言われたそうで、これはスナックにハマるパターンだ。
店長のカズさん(36歳)に優香里さんの印象を聞いてみた。
「明るくて元気、仕事に対する姿勢が積極的、あとはとにかくお酒が好き」。
手放しの賛辞である。 4/4