新・シブヤ景●「100年に1度の再開発」で様変わりしつつある街・渋谷。大型商業施設がバンバン建ち並び、いよいよかつての渋谷の面影はなくなるか? いやいや、それは大きな勘違い。むしろ今こそ見ておきたい“新しい渋谷”の景色。
渋谷を代表するスポット、センター街。「バスケットボールストリート」に改名したものの、まったく浸透していないという事実は逆に有名である。「なぜバスケ?」と、ピンとこない人が多すぎるのだろう。
しかし、2016年にBリーグが発足し、徐々に人気が高まっていくなかで、少しずつ渋谷にバスケ文化が生まれようとしている。というのも、渋谷には「サンロッカーズ渋谷」というBリーグチームが存在し、少しずつ街やファッションとの結びつきを強めているのだ。
スラムダンク世代が楽しむには打ってつけのこのコンテンツ。ちょっとかじってみよう。
“渋谷のランドマーク”とバスケのアツいコラボ
イエローをチームカラーとするサンロッカーズ渋谷。スポンサーのチャンピオンとのコラボアイテムを発売するなど、実はファッション面でもスタイリッシュで格好よく、ファンを楽しませている。
さらに、セレクトショップ「フリークスストア」とのコラボも行い、コーチジャケットからスマホケースまでラインナップも豊富。デザインもストリートテイストで洒落ているのだが、プロデュースしているのが「SHIBUYA TSUTAYA」だというのも面白い。
渋谷のツタヤといえば、スクランブル交差点の一角にそびえ立つランドマークのひとつ。そんなツタヤとサンロッカーズ渋谷がタッグを組んでプロジェクトを立ち上げた。プロジェクト名は「Capital S」で、スポーツ、音楽、アート、ファッションが混在する「渋谷ストリートカルチャー」の発信を目的とする。
「S」は渋谷、ストリート、サンロッカーズ渋谷の頭文字からとったトリプルミーニング。フリークスストアとのコラボもプロジェクトの一環で、ほかにもサンロッカーズ渋谷のホームゲームで人気ラッパーのSHINGO☆西成のライブを実施するなど、立体的な取り組みを試みている。
サンロッカーズ渋谷をチェックしておけば、スポーツ、ファッション、カルチャーと、マルチな角度で渋谷が楽しめるってワケだ。
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