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男でも女でもたいていの人は家事が面倒

それに、冷静に考えてみてください。すべての女性が家事・育児が得意なんてことはありません。料理が得意な男性だっているし、掃除なんて、どちらかというと男性のほうが得意なことも多い。逆に、これまで何人かの専業主婦の友人から聞いたのは、「本当は家事なんて得意じゃないけど、夫が主婦になってほしいと言うから仕方なく仕事をやめた」という話。
もし夫婦で役割を分けていたとしても、妻が大変そうだったら積極的に手伝うくらいの優しさを見せてもいいのではないでしょうか。
また、最近では、共働きの家庭のほうが多いので、共働きだと「家や子供のことは妻に任せている」なんて言っていられないはず。夫婦が協力し合わないと、妻にばかり大きな負担がかかります。
ごくひと握りの主婦の中には、とても家事が得意で、やりがいを感じている人もいます。しかし、家事、家の中の仕事を面倒臭いものと感じている人は男女ともに少なくないはず。だから、誰だってやりたくないものなのです。だったら、お互いにうまく分担したほうが平和です。
面倒なことを押し付けるのではなく、うまく分散させて、どちらかに負担が偏らないやり方を、考えてみてはいかがでしょうか。
「モンスター夫が許せない」
夫が、特に深い意味はなく気軽に発した言葉や行動が、実は妻にとってはカチンとくることがある。それにより、知らず知らずのうちに夫婦の溝が深くなってしまっているかも。妻たちが「これは許せない」と感じるツボがどこにあるのか、アンケート結果を見ながら、現役ママである筆者の解説を交えて紹介する。上に戻る
相馬由子=取材・文
編集者、ライター。合同会社ディライトフル代表。雑誌、ウェブ、書籍などの企画・編集・執筆を手掛ける。会社員の夫と小1の娘の3人家族。ここ数年は、子育てをテーマにした仕事を数多く手掛けている。
石井あかね=イラスト
ネオ・マーケティング=アンケート協力
※調査対象:既婚子持ちの35〜45歳の女性200人


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