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役に立たない夫は「いないほうがマシ」という本音

今回のアンケートでは、さまざまなモンスター夫のエピソードが寄せられました。その回答の中でも、もっともモンスター度が高かったのは、「家事・育児は女の仕事」と信じて疑わないタイプの夫。こういった価値観は、大人になるまでの長年にわたる刷り込みによって形作られたものなのかもしれません。
刷り込まれているために、悪気なく、無邪気に妻を怒らせるような発言をしています。無邪気に言ったひと言が妻たちの怒りを爆発させています。
最近は共働きも珍しくはありませんが、このタイプの夫は自分が早く帰ってきても「自分が早く帰ってきたから俺がご飯を作ろう」などと少しも思わないようです。上記のコメントにもあるように、早く帰ってきたら、ただゴロゴロしたり、自分のことをやって、ご飯が出てくるのを待っているだけ。
私の周囲のママ友の中に「うちの夫には、平日はすべて外食してきてもらうことにしているんです」という人がいたのですが、それを聞いたときに、「それじゃあ完全なワンオペになってしまい、大変なのでは?」と思っていました。しかし、よくよく話を聞くと、「まったく戦力にならない夫は、むしろ邪魔。子供と私だけのほうが100倍平和だわ」とのこと。

亭主関白夫は性別による役割分担をしがち

しかも、このタイプの夫は、たいていの場合、亭主関白でもあります。上記のコメントを見ても、上から目線の発言が多いことがわかります。
「夕ご飯の時間が遅い!」「子供の宿題をちゃんと見てあげなきゃダメだろ!」「風邪を引かせないようにするのが最低限のおまえの仕事だろ!」など、パワハラ気味の発言をしています。
そうは言っても「うちは、家のこと、子供のことは妻に任せているんだから、ちゃんとやってもらわなければ困る」というのが夫たちの言い分でしょう。しかし、たとえ専業主婦でも、家事育児をひとりですべて引き受けるのは、かなりハードルが高いです。特に子供が小さいうちは、予定通りに進まないことだって多い。
仕事でも、ときには自分の業務外のことを、社内で助け合いながら進めるものですよね。お互いに横の連携をとって進めたほうが、うまくいくことも多いものです。


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