坂道でもスイスイ登れるし、免許不要でバイクよりもお手軽。電動アシスト自転車の利便性は疑う余地もない。
だが、それはちゃんと充電された状態での話。外出先で電池切れ、なんてことになったら最悪。電動アシスト自転車はバッテリーが切れた途端に、ただの重くて運転しにくい自転車となり果ててしまう。そんな悲しい宿命を克服した1台が現れた。
電動アシスト自転車「NaiciSports」11万8000円/AFU STORE greenfunding.jp/afustore/projects/3333電動アシスト自転車「NaiciSports」の特筆すべきポイントは、電動アシストを使用しないときの快適性。モーターがペダリングに抵抗しない独自の設計と、状況に応じて小まめなギアチェンジが可能な7段変速を装備し、電動アシストのない状態での走りやすさも追求した。「バッテリーが切れたら、ペダルが重くて漕げない……」という“あるある”とは無縁で、楽々と走行できる。
そもそもバッテリー切れになりにくいような工夫もされている。バッテリーは5200mAhとスタミナ充分だし、電動アシストはバッテリーを節約できるロングモードや、急な坂道にも強いパワーモードなど5段階での調節が可能。フル充電時なら最大で50kmものアシスト走行距離を誇り、目的地が遠くても問題ない。

3ステップで簡単に折りたたみ・組み立てが可能で、コンパクトに収納できるのも良い。折りたたんだ状態でキャリーケースのように転がして運べるから、乗らないときの移動も快適そのもの。
IP54レベルの防水性能とハイレベルなディスクブレーキを搭載し、急に雨が降ってきたときでも安心して乗れる。

バッテリーがサドル下のパイプ内に隠れるデザインは、パッと見ただけでは電動アシスト自転車とは気づかない。カラーはブラック、ホワイト、グレー、レッドの4色。上品な焼付け塗装も良い味わいだ。

電動アシスト自転車ユーザーなら誰もが恐れる電池切れが、怖くない。ちょっと遠めの通勤から近所の買い物まで、ふだん使いにはこんな1台がフィットする。
[商品詳細]NaiciSportsGREEN FUNDINGプロジェクトページgreenfunding.jp/afustore/projects/3333中山秀明=文