「20代から好かれる上司・嫌われる上司」とは・・・PDCAやKPIはもう古い?
もう何十年使われているのかわかりませんが、仕事の改善の進め方であるPDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルや、仕事がうまくいっているのかどうかをモニタリングするためのプロセス指標であるKPI(Key Performance Indicator)はビジネスパーソンの共通語となったと言えるでしょう。
しかし、表題のようなことを書くと、「それらはもう古いってことですか」と思うかもしれません。「変化の早い現在は、PDCAじゃなくてOODA(Observe-Orient-Decide-Act)でしょう」とか、「KPIじゃなくてOKR(Objective and Key Result)でしょう」とか言いたいわけではありません。そういうことじゃありません。
その言葉って本当に必要?
ここでPDCAとOODA、KPIとOKRの比較をするつもりはありません。無限に解説がネットでも本でもありますので、是非そちらをご覧ください。ここで言いたいのは、若者の先生である上司が、なぜよくわからない言葉を使うのかということです(一部の「よくわかっている人」にはごめんなさい、と先に謝っておきます。許してください)。
PDCAとかOKRとか、ビジネス界ではどんどん新語が出てきますが、そのほとんどは新語を作るほどの新奇性や創造性はないのではないでしょうか。その言葉を使わずに、「目標」とか「指標」とか「改善」とか「試行錯誤」とか、わかりやすい言葉で説明はできないのでしょうか。
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