看板娘という名の愉悦 Vol.94
好きな酒を置いている。食事がことごとく美味しい。雰囲気が良くて落ち着く。行きつけの飲み屋を決める理由はさまざま。しかし、なかには店で働く「看板娘」目当てに通い詰めるパターンもある。もともと、当連載は酒を通して人を探求するドキュメンタリー。店主のセンスも色濃く反映される「看板娘」は、探求対象としてピッタリかもしれない。
日替わりでマスターが変わるイベントバーがある。その名も「エデン」。本店の池袋店を始め、全国に13店舗を展開する。
訪れたのは今年6月にオープンした神田店。
地下に続く階段を下りる。
扉を開けると、そこはまさしくスナックだった。
何はともあれ、お酒をいただこう。メニューを見るとチャージ500円でドリンク1杯500円〜。
チーママ兼看板娘のお気に入りは赤ワインだという。しかし、メニューにないので色が似ているマルベリー(桑の実)リキュールをソーダ割りでいただくことにした。
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