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イタリアで出会った人生史上最高のマグロ

カーラ・ロッサ目当てでやってきたファヴィニャーナ島ですが、実はもうひとつ楽しみがありました。それは、マグロです。実はここ、イタリアでも珍しくマグロ漁が盛んな島で、島のレストランでは絶品マグロ料理が食べられるとのこと。島の中心地である広場に戻り、メニューに「Tonno(イタリア語でマグロの意味)」があるレストランを探します。
島の中心地である広場に戻り、メニューに「Tonno(イタリア語でマグロの意味)」があるレストランを探します。
絶品のマグロステーキは10ユーロほど。もちろんビールの次は白ワインとの相性も楽しみました。
絶品のマグロステーキは10ユーロほど。もちろんビールの次は白ワインとの相性も楽しみました。ブラジルTシャツはご愛嬌。
ほとんどの店でマグロを提供しているようでしたが、入った店も大当たり。まさか日本から遠く離れた島で、日本人が大好きなマグロ料理が食べられるなんて! シチリア島産のレモンをキュッと絞って、いただきます! ビールが進みます。
ちなみにマグロのボッタルガ(カラスミの一種)をシンプルにおろしたスパゲッティのことを、イタリアでは「ファヴィニャーナ風スパゲッティ」というそうです。

ファヴィニャーナ島に来て買わずに帰るわけにはいかないもの。それはずばり、オイルにマグロを漬け込んだツナ缶です。
ファヴィニャーナ島に来て買わずに帰るわけにはいかないもの。それはずばり、オイルにマグロを漬け込んだツナ缶です。いろいろな種類のものがありますが、「Ventresca di Tonno Rosso(クロマグロのトロ)」というものを探してみてください。20ユーロくらいしますが、これが超絶美味!
フェリーの発着地であるシチリア・トラパニでもなかなか手に入らず、ファヴィニャーナ島でもっと買って帰れば良かったと、帰国後に後悔したグルメな逸品です。

シチリアの端っこから、さらにフェリーの乗って向かうファヴィニャーナ島。いわば最果ての地ですが、さすがはイタリア。隅々まで美しく、美味しい国でした。
イタリアでの島旅を満喫し、次はギリシャへ向かいます!
 
伊澤慶一●1981年生まれ、子持ち。出版社勤務時代には『地球の歩き方』を始め、NY、LA、パリ、ベルリン、モロッコなど世界中のガイドブックを制作。
伊澤慶一●1981年生まれ、一児の父。出版社勤務時代には『地球の歩き方』を始め、NY、LA、パリ、ベルリン、モロッコなど世界中のガイドブックを制作。60カ国以上の渡航歴を持つが、いちばんのお気に入りはハワイ。
 


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