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価値観や考え方の違いを理由に挙げた妻が多数

離婚と言えば、浮気などが原因になるのかな、と考えてしまいますが、今回のアンケートを見てみると、それを理由に挙げた人はごく少数。多くは、価値観や考え方、性格の違いから来る不満を理由に挙げていました。
特に多かったのは、子育てに関する不満と、妻とのコミュニケーションに関する不満です。例えば次のようなコメント。
「結婚したときに夫の希望で専業主婦になるかわりに、育児は完全に半々で責任もってやりましょうと取り決めた。けれど、いつの間にか育児に関することすべてをわたしにやらせて涼しい顔をしているときがある。また、悪気なくわたしを精神的に追い詰めていることにまったく気づかないことがあるので」(東京都・37歳)
高圧的な態度をとられたり、精神的に追い詰めるようなことを言われた、あるいは、結婚前と態度が違うという声もちらほらありました。やはり男性は結婚した相手には興味を無くすということなのでしょうか。「釣った魚に餌はやらない」という言葉を思い出しました。
こういった夫婦間のすれ違いで妻から怒られたという方も少なくないと思いますが、「特に悪気はなかった」という声を男性側から聞くことがあります。子育てに関して言えば、夫は妻が何も言わないから手伝わなくてもいいと思っていて、妻は、言わなくても気づいてやってほしいと思っていたというケース。また、男性側は特に高圧的な態度を取ったつもりはないのに、妻にはそう感じられてしまっていて、妻から指摘されない限り気づかないケース。
今回寄せられたコメントの中には「不満を言ったら軌道修正できたので、離婚には至らなかった」という声や、「不満点を訴えたら多少は改善してくれた」という声もありました。やはり、お互いにきちんと向き合ってコミュニケーションを取ることが大事なのでしょう。


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