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東京オリンピックの中心選手最有力は、久保建英

今、日本サッカー界のど真ん中にいる主人公は、今年6月にスペインの世界的ビッグクラブ、レアル・マドリードに移籍(※その後、スペイン・マジョルカに期限付き移籍)した超新星・久保建英。18歳にして選出されたA代表ではすでにメンバーに定着しそうな勢いと存在感があり、メディアの注目は「A代表での史上最年少ゴール」に集中している。
ギリギリまでクラブと協会の駆け引きが予想される久保の出場。東京2020出場はあるか? 写真:長田洋平/アフロスポーツ
「実力がともなっているからこそ、代表に選んでもらっていると思っている。監督が選んでくれた理由を、ピッチの上で見せられれば」と、喧騒の最中にあっても本人はいたって冷静。
そんじょそこらの大人よりはるかに弁が立つから、18歳のカリスマにかかる期待は膨らむばかりだ。
もちろん久保は、1年後の東京五輪でも23歳以下で構成される日本代表チームのキープレーヤーとして期待されている。ただし、五輪への代表招集にはサッカー界におけるルール上の強制力がなく、最終的な判断は日本サッカー協会と所属クラブであるレアル・マドリードの交渉に委ねられる。
そういえば、前回大会のリオデジャネイロ五輪でもドタバタ劇があった。来年はスムーズに招集が進むことを願うばかりだ。
 

強靱なフィジカルとメンタルで
攻撃の核を担う堂安 律

もっとも、東京オリンピックを戦う日本代表には、久保以外にも地元開催のオリンピックで主役を張れるタレントがいる。しかもひとりではなく“何人も”いるから、残り1年における彼らの成長が楽しみで仕方がない。
まずは、すでにA代表でも攻撃の中核を担いつつあるMF堂安 律だ。
かつての中田英寿のような倒れない強靱なフィジカルとメンタルが武器の堂安 律。 写真:JFA/アフロ
ガンバ大阪のアカデミーで育った堂安は、いわゆる“超エリート”として少年時代から脚光を浴び続けた。中学時代には全国3冠を達成し、高校2年時には16歳344日でガンバ大阪のトップチームの公式戦デビュー。プロ2年目の2017年6月にはオランダのフローニンゲンに移籍し、今夏の移籍市場ではオランダ屈指の名門PSVアイントホーフェンへのステップアップ移籍を実現した。
最大の魅力は攻撃に有効な“時間”を作るキープ力と、相手に当たり負けないフィジカルの強さ。レフティーという個性はそれだけで重用される理由になり得るが、彼の場合はとにかく決定力が高い。中距離の強烈なシュートも大きな魅力だ。


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