OCEANS

SHARE

ヘルスケア機能に「騒音計」がプラス
心身の調子を整える機能がより充実した

一方、最近のスマートウォッチにおける必須機能といえる健康管理やフィットネス系の機能に関しても、順当な進化を果たしている。
心拍数の記録に加え、座ったままの状態が長く続くと警告してくれたり、深呼吸をうながしてくれたりといった健康管理系の機能は過去のシリーズから充実していたが、「シリーズ5」からはさらに「騒音計」が追加された。

騒音計
これは周囲の騒音が一定以上になると、その場から離れるように警告してくれるもの。特に、都会暮らしの人間にとって、騒音は心身の健康を考えるうえで注意すべき存在。自身のコンディションを、より良い状態に保ちたい場合に活用したいところだ。
スタンド機能
アップルウォッチの十八番といえる、日常動作系の健康サポート機能も、もちろん継承。デスクワークが多い男性には、特に頼りになる機能といえるだろう。

一方、フィットネス系の機能に関しては、方位が確認できるデジタルコンパスなど追加要素もあるが、基本的には過去のシリーズから大きく進化した点は少ないといえるだろう。

トレッキングなどアウトドアレジャーで重宝しそうなデジタルコンパス。デザインも、なかなかかっこいい。

ランニングの記録はもちろん、防水性能が高いためスイミングの記録にも利用可能になっているなど、フィットネスをサポートするギアとしては、必要十分な機能を備えているといえる。

ランニング中の心拍
ランニングでは、心拍数やペースなどの情報を記録できる。GPSモデルなら、スマートフォンを携行しなくてもコースの記録ができるのでさらに便利。

「シリーズ5」に限ったことではないが、特にランニングウオッチ的な使い方をする際に重宝するのがキャッシュレス決済の「Apple Pay」に対応している点だ。
アップルペイ
財布やスマートフォンを携行しなくても、時計だけで買い物ができるので、より身軽に走ることができる。



4/4

次の記事を読み込んでいます。