OCEANS

SHARE

メイン展示は2階。まずはドイツ・スポーツ界とオリンピック黎明期の資料展示から。オッ、と目をひいたのは、テニス黎明期のウェアと衣装。貴族の遊びから発展したスポーツであることがうかがえる。
現代とはかけ離れたテニスウェア。大河ドラマ『いだてん』で女学校の生徒たちが自分たちでテニスウェアを作り、プレーするシーンがあったが、似たようなデザインだった。
黎明期ゾーンやベルリン五輪ゾーンを抜けると、その先はドイツのスポーツとオリンピックの歴史を、年表とともに順を追って観ていける展示に。
時代の流れが理解しやすい、廊下を上手く使った展示。
年表展示の間にはいくつか展示ブースがあり、それぞれテーマを絞った展示がされていた。なかにはオリンピック選手団のユニホームを紹介する展示ブースも。1972年、ミュンヘン五輪におけるドイツ選手団の女性用ユニホームがかわいい。
ミュンヘン五輪、ドイツ選手団女性用ユニホーム。オリンピックやスポーツの服飾史も興味深い。
時代が新しくなるとエクストリーム系スポーツやパラリンピック関係の展示も増える。
そして、個人的にこのミュージアムいちばんの見どころと感じたのは、スポーツギア、なかでもシューズの展示だ。


3/3

次の記事を読み込んでいます。