ファッションを軸にライフスタイル全般への好奇心が止まらない。高い感度と鋭い観察眼を持った熊谷隆志が日々直感する瑞々しい「お洒落」をモノ・コト・ヒト、全方位的にピックアップ。誰に何をいわれようが、オーシャンズ世代の先頭をただ突っ走るオトコを、今月も追いかけてみた。
※本記事で紹介しているウィンダンシー×F.C.レアル ブリストルのアイテムは、19年10月28日時点で既に完売しております。尊敬する先輩である清永浩文さんが主宰する「F.C.レアル ブリストル」と「ウィンダンシー」夢のコラボがついに実現!トリコロールを基調に、いつもの「ウィンダンシー」よりスポーツテイストが強いアイテムは、オーシャンズ世代のワードローブにもぴったり。
今回は、最近テレビを見ていてとても気になっている魅力的な若手モデル2人に着こなしてもらいました。
[左]澁澤侑哉さん1998年、神奈川県生まれ。14歳で雑誌「オーリー」でモデルデビューする。NTV「ヒルナンデス!」などに出演。イメージモデルを務めるCOTORICA.でアイテムプロデュースも。新一万円札の図柄となる澁澤栄一の一族。
[右]松㟢翔平さん1993年、埼玉県生まれ。俳優、モデルとして日本と台湾で活動。コラムも執筆。公開待機作に『眠る虫』(金子由里奈監督)『バージン協奏曲 それゆけ純白パンツ!』(小栗はるひ監督)など。真心ブラザーズ最新作のMVにも出演。
赤と白のコントラスト振り向けばBristolが
フロントは「ウィンダンシーの」の定番Tデザインだが、バックに「Bristol」の文字が。部分的に見えてインパクト大。
胸元にはお馴染みの2つのロゴを配置
いつか作りたかったトラックジャケットを、F.C.レアル ブリストルとのコラボでついに実現。黒白の配分がいいバランスです。
ジムに行くときなどにも使ってほしい
ウィンダンシーの人気アイテムであるパーカ。グラフィックの配置を変則的にしてみました。
背面も2つポケットで手ぶら派も納得の収納力
サイドにラインが入ってかなりスポーティな印象。フロントは便利なスナップボタン仕様。
フロントに付くDカンはキーリングなどに活用を
フロントに両方のロゴを入れたショートパンツ。鮮やかなブルーは白や赤と合わせて爽やかに着こなして。
海とサッカーのコラボをイメージ「ウィンダンシー」というブランドは、名前のせいかやはり海をイメージさせますが、それに対して「F.C.レアル ブリストル」は陸=サッカーがテーマ。それで、今回のコラボ企画はサッカー選手がシーズンオフのキャンプのときなどに、海辺で走り込みをしたり、ビーチサッカーをしたりするシーンを思い浮かべながら作りました。練習着みたいな感覚で着てほしい。
清永浩文さん1998年「ソフ」を、1999年に架空のサッカーチームがテーマの「F.C.レアル ブリストル」を立ち上げる。プレイヤーからサポーターまで、架空のチームを取り巻く人々をイメージしている。
熊谷隆志(くまがいたかし)1970年生まれ。渡仏後、 ’94年スタイリストとして活動開始。’98年以降はフォトグラファーとしても活躍。同時にクリエイティブ・ディレクターとして自身のブランド、ネサーンス、ウィンダンシーを手掛けるほか、さまざまなブランドやショップのディレクションにも携わる。ファッション、クラフト以外に飲食の分野にも進出し、カフェ・カンパニーのクリエイティブ・ディレクターも務める。趣味はサーフィン。グリーンライフにも造詣が深い。
熊谷隆志=写真・スタイリング 高草木 剛(VANITES)=ヘアメイク 町田あゆみ=編集・文