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世界レベルのトリートメントに骨抜きになる男が続出

男がホテルスパというとハードルが高く思われがちだが、ぜひ訪れてほしいのが「ハイアット リージェンシー 東京」の高層階にあるスパ&ウェルネス「ジュール」だ。その理由はいくつもある。
「ハイアットリージェンシー東京」の最上階にある「スパ&ウェルネス ジュール」
1つめはスパを予約したゲストはトリートメント当日、プールとフィットネスジムが無料で利用できるということ。通常、ホテルのプールは別料金ということも多いので、これだけでもお得感は高い。ジムで汗を流し、燦々と光が降り注ぐプールで泳ぎ、ジャグジー“ワールプール”でリラックスしてから、スパを受ける人も多いという。だからここには、トリートメントの2時間ほど前から来るのがオススメだ。


トリートメントメニューにメンズカテゴリはあるものの、ほぼすべてのプランが男性に対応しているので、幅広いメニューからセレクトが可能。
セラピストは全員、本社のある大阪で2カ月の研修を受けるとあって、誰にあたっても満足度が高いのもポイントだ。オールハンドのトリートメントは、こちらが「辛い……」と思っているところをピタリとキャッチしてくれ、女性とは思えない力強いストロークで、ぐいぐいとコリや疲れを流れ出してくれる。

その高い技術とホスピタリティは世界でも評価され、「ワールド ラグジュアリー スパ アワード」で3年連続受賞しているほど。とにかくマッサージのポイントが完璧で、一度受けたら骨抜きにされるはずだ。
もうひとつ、意外な心地良さを誘うのが、セラピストのゆったりとした所作。体に掛けられるタオルの上げ下げ、足の下にクッションを入れるときの優しいタッチ……些細なことだが、これが驚くほど気持ちをほぐしてくれる。
“ただの作業”と思うかもしれないが、ひとつひとつの動きでこんなにリラックスするのか! と、“いつものマッサージ屋”との違いに愕然とするはず。聞けば男性のリピーターがものすごく多く、毎月足を運ぶ人もいるという。
あまりの気持ち良さに放心状態のトリートメント後には、なんとハーブティーとスープ、パン、デザートの軽食も用意されている。体に染み入るような美味しさを満喫しながらボ~ッとしていると、ここが東京だということを忘れてしまいそうになる。
ハイアット リージェンシー 東京 スパ&ウェルネス「ジュール」
住所:東京都新宿区西新宿2-7-2 28F
電話番号:03-3348-1234(代表)
営業:10:00~22:00(スパ)、6:00~21:00(プール)、5:00~21:00(フィットネスジム)
※プールとフィットネスジムは土・日曜、祝日は7:30~
「バランシングボディ」60分1万9000円、「ワールド ラグジュアリー スパ アワード2019受賞記念プラン ラグジュアリーコンプリートプラン」(ボディ+フェイシャル)105分3万1000円[11月30日(土)までの期間限定]
泊まるだけがホテルにあらず。日頃の疲れを癒やすためにホテルへ駆け込むのも、賢い使い方だと思うのだ。
 
林田順子=文


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