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トレイルコース前のウォーミングアップ

――さて、どのようにコースを巡れば?
手始めに、スキルパークとその周辺を回ってみましょう。アップダウンもありませんし、山の中に入ったときに使えるテクニックを練習できる所がちょうどありますので。ついてきてください。
まずは肩慣らし。板材が置かれたり、ベニヤで作られた段差を踏み越えたりしていく。
凸凹
さらに高低差が約30〜50cmほどある連続したデコボコを走り抜けていく。
――(後ろをくっついて走る筆者)
やってみてどうですか? じつはこの連続した凸凹、トレイルコースにも設置してあったりするんです。しかも、上手く操作すると、一度も漕がずに進めるんですよ。
――一度も漕がずに?
コントロールのポイントは、腕の動きです。頭の高さを動かさないように凸凹を上るときは腕を引き上げて、下るときにハンドルを押し込む、この繰り返しです。自然と進行方向に慣性力が働いて、進んでくれるんです。
小笠原さんは事もなげに行なっていたが、漕がずに前進することができず……。
<MTB・e-MTB乗り比べレビュー①:平地>
MTBほぼ平坦なトリックコースでは、2台の違いはほとんど感じることはなかった。ただ、漕ぎ出しには大きな差があり、e-MTBだと快適な滑り出しに。一方で上記の小さな凸凹が連続する場面では、重量が災いして上りきれないことも(ペダルを漕がないようにするため、電気の力が働かない)。
 


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