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2019.09.24

からだ

オフ男は50回!「咀嚼」で美顔&楽しい糖質オフライフを|糖質オフ男

「糖質オフ男」とは…
仕事に夜に、忙しい独身37.5歳の糖質オフ男。しかし、食事の時間はしっかり取る。ランチもディナーも1時間はスケジュールに組み込んでおく。
なぜか? それは、オフ男が「よく噛む」男だからだ!
オフ男ランチタイム
噛むこと自体はオフ男母からの言いつけを忠実に守っていることもあるが、実際、糖質オフ生活を始めるとこの「噛む」という行為がとても重要であることに気づく。その万能な効果をいくつか紹介しよう。
①消化を助ける
よく噛むと唾液腺が刺激され、大量の唾液が出てくるようになる。唾液には唾液アミラーゼと呼ばれる消化作用のある酵素があり、食べ物が胃に到達する前にある程度分解してくれる。さらに、噛む回数が増えるほど胃や小腸に血液を送る動脈の血流量が増加して、消化活動自体も活発になる。胃腸が気になる中年男性にはありがたい作用だ。
②満腹中枢の時差をうまく使う
満腹感は、胃ではなく脳が感じるもの。食事をして脳にある満腹中枢が刺激されるまでにはある程度の時間がかかるといわれている。だから早食いの人は、量に限らず満腹感を感じないままどんどん食べ続けてしまうわけだ。しかし、よく噛むとひと口ひと口の処理スピードが劇的に落ちる。これまで3分で瞬殺していたカツ丼も、20分ほどかけてゆっくり消化していくことになる。よく噛んでゆっくり食事を摂っていると、後半くらいから最初に食べた分の満腹感が脳に伝わってくることになり、後半の食事が控えめになるのだ。これなら糖質の多いカツ丼をドカ食いするなんて事態も防げる。
③美顔効果も?
噛むという行為が美顔になるというのは、ネットでたまに見かける風説だ。正直、ただ噛む回数を増やしただけで美顔になるかは定かではない。しかし、オフ男の場合は噛むだけでなく、連動する首や顎まわりの筋肉を意識しながらしっかりエクササイズをするのだ。具体的には、普通に噛むのではなく、口を「エ」や「ウ」を発生する際の形にして、表情筋に緊張感を持たせながら顎を動かす。つまり、どちらかというと美顔トレーニングに「噛む」という行為をつけ加えているイメージだ。
オフ男がこのエクササイズにこだわるのは、会食の雰囲気を崩したくないからという理由がある。よく噛むことに徹してしまうと、当然会話ができなくなる。せっかく同僚をランチに誘っても、話題に入らず黙々と食事をしているようでは社交性に欠ける。せめて効果的な相づちだけでもうっておきたい。
そこで、噛みながらも同僚たちの会話内容に合わせて、面白い話のときは「エ」の口で笑顔をキープしながら噛む! 深刻な話のときは「ウ」の口で真面目な表情を演出しながら噛む!
場の雰囲気を壊さず、それでいて咀嚼回数をキープする熟練のテクニック。オフ男世代、もといオーシャンズ世代はぜひ試してほしい。


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