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2019.09.13

かぞく

ポケモン GOには遊ぶ以上の価値がある。旅先でポケモンが育む親子の想い出

2016年に登場するや、世界中を熱狂させたスマホ向けのゲームアプリ『ポケモン GO』。GPSを使った“ポケモン探し”は、もはや単なるゲームを超えて人と人を繋ぐツールになっている。それが「コミュニケーションツールになっている」という親子も少なくない。
ここで紹介するのは、旅好きの宮林親子が『ポケモン GO』に感じる、“遊ぶ以上”の価値について。
2人ともポケモンGO歴2カ月ほどながら、急激にトレーナーレベルをアップ中。
バッグや財布、レザーアイテムなどの製造販売を行う老舗メーカーでディレクターを務める宮林誠之さん(左・42歳)と、三兄弟の長男、誠太朗くん(9歳)。2人とも『ポケモン GO』歴2カ月ほどながら、急激にトレーナーレベルをアップ中。

家族の旅にできた、親子2人だけの時間

一泊二日のキャンプも含めると、月に一度はどこかに旅行に行くという宮林ファミリー。国内外のいろんな場所で家族の想い出を作るのは何事にも代えがたいことではあるけれど、ここ最近、またひとつ、旅に違う目的ができた。
それは、長男の誠太朗くんと始めた『ポケモン GO』。旅に“ポケモン探し”という2人だけの“ミッション”も加わったのだ。
誠太郎くんのお気に入りのポケモンのひとつがエアームド。
誠太朗くんのお気に入りのポケモンの1匹がエアームド。好きなポケモンの共通項は「見た目と強さ」とのこと。
パパ まだ始めてから数カ月だけど、『ポケモン GO』をやるようになってから2人で遊ぶ時間が増えたよね。
息子 前は、あんまり(パパと)話をしなかったけど、最近は話す時間が増えた気がする。
パパ 話はしてたよ(笑)。でも、家族みんなでいることが多くて、2人だけになることは少なかったね。この前の四万十川の旅行も楽しかったね。
息子 パパの実家はスマホの電波が届かないからポケモンが見つけられなかったけど、そこに行くまでに探したのは面白かった。
誠太朗くんがポケモンを探して、誠之さんがナビするのがいつものスタイル。
パパ フェリーに乗って探したりもしたしね。
息子 まだうまく使えないけど、フェリーで、AR機能を使って写真を撮ったのが楽しかった!もっとパパが使い方をマスターしてくれれば、もっとポケモンと写真が撮れるのに……。
パパ そうだな。まだ勉強中だからな……。海外でしかゲットできないポケモンもいるみたいだし、いろんなポケモンをもっと探そうよ! 年末にはベトナムに行く予定だから、そこでも探してみよう。
息子 うん。伝説のポケモンももっとたくさん捕まえたい! でも、今いちばん手に入れたいのはレックウザ。
パパ 誠太朗はどんどん詳しくなってすごいな。『ポケモン GO』を始めて気がついたけど、前からポケモンについていろいろと知ってたんだね。
息子 実は、前からやりたいと思ってたから、『ポケモン GO』。パパは興味なさそうだったけど。
パパ 最初はちょっと苦手だなと思ってた。でも始めてみたらハマっちゃったよ! パパは誠太朗と一緒にやるって決めているから、旅行のときがたっぷりできて楽しいんだよ。
息子 旅先で2人だけで散歩に出かけるようにもなったよね。
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