車内はある意味、サードプレイスでもあるから
妻や子供と過ごす時間が生まれた分、一人きりの時間が減った祐介さん。だからこそ一人で車に乗る時間は「家族や仕事から隔離される貴重な時間」だということにも気づきはじめた。
それゆえ、自分が運転席に収まる車のデザインにはこだわる。生活の拠点である東京の街並みに似合う、見た目のスマートさはもちろん重要な要素のひとつだ。「重厚感があり、SUVだからって変にアウトドア感を出さないところがいいですね。特にインテリアは、素っ気なくもなく、かといって華美でもない。すごく大人っぽいというか、シックにまとまっていて好感を持ちました」。
見た目だけでなく、車内で過ごす時間も祐介さんにとっては大切だ。俳優業が増えていることもあり、車は現場でのちょっとした休憩場所になったり、趣味の読書に没頭する“書斎”にもなる。
そんなときGLEなら「ハイ、メルセデス。ちょっと暑いな」とか「最新のポップスをかけて」と話しかければ、いちいち自分で操作しなくても、車が温度を調整したり、音楽をかけてくれる。まるでAI執事がいるリビングでくつろいでいるかのようだ。
加えて祐介さんの心を射止めたのは、静粛性。「ドアを閉めればそれまでの喧噪がウソみたいに、車内が静かになる。たとえアクセルを踏み込んでも、です」と祐介さん。
「仕事へ向かうときは集中力を高め、逆に帰るときは疲れた体をクールダウンさせるのにピッタリ。これならチャイルドシートですやすや眠る子供を途中で起こすこともなさそう」と、最後はやっぱり、父親としての顔を覗かせた。
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