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ザ・ノース・フェイスが踏み出す“一歩”の持つ意味

タグはゴールドウインとスパイバー社のダブルネーム。
ムーンパーカというネーミングは、「困難だが、実現すれば巨大なインパクトをもたらす壮大な挑戦」という意味の「Moonshot(ムーンショット)」に由来する。そして関山氏自身、今回の挑戦を「アポロ計画」に重ねている。
「月は人類の到達した最極地であり、もっとも過酷な場所です。でも今、人類が置かれている厳しい地球環境は、まさにその極地と同じだと思うんです。今回踏み出した一歩は小さな一歩かもしれませんが、人類がよりよい社会に踏み出すための大事な一歩にしたいと思っています」。
環境問題の深刻さは年々増していて、例えば化石資源で作られるプラスチックゴミは毎年800万トン以上が海に流れ込み、2050年には地球にいるすべての魚の総量を上回るとも予測されている。いろんな企業が環境問題に取り組み始めているが、「ブリュード・プロテイン」の開発もまた、環境汚染に歯止めをかける大きな一歩となるに違いない。
ムーンパーカの裏地にデザインされた地球の写真は、実際にアポロ11号から撮影されたものだ。
ムーンパーカは現在、特設ページで販売申し込みを受付中。厳しい抽選が予想されるが、ジャケットは受付期間中、東京、札幌、仙台、福岡、大阪にあるザ・ノース・フェイスのショップを巡回して展示される。
一見の価値はあるだろう。新たなサステイナブル素材に包まれた青い地球を前に、きっと想うものもあるはずだ。
 
[問い合わせ]
ゴールドウイン カスタマーサービスセンター
0120-307-560


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