最盛期には食べきれないほどの収穫が。子供の食育にも最適
現在、藤岡さんファミリーが育てているのは、プチトマト、ナス、オクラなど数種の野菜たち。ちょうど収穫時期だったこともあり、小さな畑にはトマトやナスが大豊作状態となっていた。
「だいたい週1のペースで世話にきているんですが、そのたびに食べきれないほど野菜が育っているんですよね。こんなによく育つとは思っていませんでしたよ」(藤岡さん)。
土日のいずれか、主に午前中が藤岡さんファミリーの農作業タイム。今の時季は雑草取りや収穫、水やりなどを1時間くらいかけて行っている。
長女の玲(れい)ちゃん(3歳)も、家族と一緒に水やりや雑草取りなどの作業を楽しんでいる様子。藤岡さんファミリーが「シェア畑」を利用しようと思った理由のひとつが、やはり子供の食育だったという。
「野菜が種苗から育っていく過程を一緒に体験できる場所は、ほかではなかなか得られないですからね。オーガニック農法で野菜を育てているシェア畑では、娘が苦手な虫も結構いるんですが、そういう体験も貴重かなって」(藤岡さん)。
ちなみに、元々野菜が苦手というわけではない玲ちゃん。シェア畑で収穫した野菜なら、浅漬けやサラダでなおさら積極的に食べるようになったそうだ。
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