>連載「いま乗りたい、俺たちのチャリ」をはじめから読むロードバイクであればスピード、BMXなら遊びやすさ。機能美こそが自転車の価値というのは、ただの一般論。
そんな常識に一石を投じ、カスタムチャリの新境地を切り拓いたのが、Rew10works(リューテンワークス)だ。
重金属を多用したこだわりのワンオフモデルに、コアなファンを多く有する人気ショップであることは、
前回の記事で紹介したとおり。
で、ユニークな一台には、当然ユニークなパーツや小物を合わせたい。というわけで、同ショップで扱うこだわりのアイテムたちをピックアップ。まずは自分のチャリをヴィンテージ調に格上げする逸品から。
自分だけの一台に仕立て上げる“チャリ・アクセ”ここに並ぶのは、すべてチャリのパーツ。もちろんリューテンワークスの自転車以外にも付けられる同店オリジナルアイテムである。
例えば、写真左にあるのはハンドルとフレームを固定するステムの上部に付ける、ヘッドキャップ。自転車上部の中心部に位置することから、目に入りやすく、個性が出せるパーツだ。真鍮とダマスカス鋼で作られた武骨なコチラは、使うほどに味わいが出るエイジングアイテム。
下は真鍮製のペダルプレート。ただし、リューテンワークスでは銅やダマスカス鋼で作るケースもある。自転車ではあまり用いられない素材をあえて使うというこだわりは、見る人から見れば驚きとともに感心されそう。素材やミゾの切削法などでさらに個性も出せる。
そして、写真下にあるのは二股に分かれている珍しいステム。クロモリで作られており、軽量かつ作るのが大変な逸品だ。細かいディテールにこだわりたいならオススメだ。
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