OCEANS

SHARE

2019.05.12

あそぶ

街乗りから街歩きまで。ストリート気分にぴったりのサイクルアイテム

>連載「いま乗りたい、俺たちのチャリ」をはじめから読む
スタイルのあるチャリに乗るには、ウェアも小物もスタイルにこだわりたい。
なかでも圧倒的な存在感を放つ一台といえば、前回紹介したBROOKLYN MACHINE WORKS(ブルックリンマシンワークス)だ。約20年前にNYで産声を上げた同ブランドは、ストリートシーンで圧倒的な支持を集める。
W-BASEのバイク
原宿にあるW-BASE(ダブルベース)は、同ブランドを日本に広めたパイオニア的存在。BMXからピストバイクまで、ゼロから仕立ててくれる頼もしいショップだ。
W-BASE 外観
ショップには、自転車以外のアイテムも並ぶ。その中にはブルックリンマシンワークスの逸品も。ビルダーであるJoeさんは鉄を扱うアーティストとして認知され、バイクフレーム以外にも幅広いアイテムを展開している。
非売品も多いけど、知っておいて損はないこんな逸品たちが揃っている。
 

ブルックリンマシンワークスメイドのオリジナルアイテム

BROOKLYN MACHINE WORKS
バーエンド
バーエンド
超々ジュラルミンとも呼ばれる7075 T-651アルミから削り出された、剛性の高いバーエンド。エンド部分に2つのリングを備え、着脱が容易なロックオングリップに装着することも可能。「バーエンド」4104円/ブルックリンマシンワークス(ダブルベース 03-5485-3235)
フラットラットステム
フラットラットステム
同じく7075 T-651アルミから削り出したステム。ハンドルとフレームを繋ぐ重要なパーツで、個性を出しやすい。ソリッドな造形が美しい。「フラットラットステム」サイズ35:1万800円、サイズ55:1万1880円、サイズ70:1万2900円/ブルックリンマシンワークス(ダブルベース 03-5485-3235)
ソープホルダー
ソープホルダー
ペダルをモチーフにした無骨なソープホルダー。機能的でアーティスティックな印象だ。日用品に、こんな形でサイクルアイテムを忍ばせてみるのはオツなモノだろう。ただし、限定品の参考商品なので悪しからず。(参考商品)
エスプレッソタンバー
エスプレッソタンバー
こちらもチタン製の、エスプレッソマシンで豆をならすために使うツール。サイクルシーンは何かとコーヒーと相性がいい。(参考商品)
ハンガー
ハンガー
チタン製。中央にブルックリンマシンワークスのロゴが所有欲を満たしてくれる。(参考商品)
バーエンド
フラットラットステム
ソープホルダー
エスプレッソタンバー
ハンガー

 

ストリートなチャリライフを目指すなら、押さえたいアイテム

ただ、極力ブランドを統一して……というのも考え方のひとつだが、すべては揃わないし、画一的になりがちという見方もできる。
スタイリングのポイントは「スポーツ然とした佇まいとは、ちょっと違う」とスタッフのマルコさん。「そのまま街に出てもカッコいい、そんなスタイリングにしたいじゃないですか」とは、確かに納得の理屈だ。
サイクルシーンに必須で、なおかつカッコつけられる、例えばこんなアイテムたちもどうぞ。
 
サクッと着替えるためのTシャツは、シンプルなものを

ダブルベース ロゴTシャツ
左●「ダブルベース イージーオージーティー」2160円、右●「ダブルベース イージーヘックスティー」/ともにダブルベース 03-5485-3235
自転車乗りにとって、着替えは必需品。ましてやこれからの季節、汗だくでは店にも入りにくい。いつも着替えをバッグに入れている、なんてサイクリストもいるのだ。ゆえに、こんなシンプルなものはぜひバッグにインしておきたい。
 
サイクリストの“制服”、キャップにもこだわりを
ダブルベース オリジナルキャップ
「ダブルベース コンボイ トラッカーハット」4860円/ダブルベース 03-5485-3235
街乗りでの必需品のひとつは、やはりキャップだ。汗をかいても頭髪を気にする必要がなくなるし、キャップ込みでスタイリングが完成する装いもある。いくつあっても困ることはないはず。
 
軽くて丈夫。サイクリスト必携のアウターにどうぞ
ダブルベース×フェイキースタンス ナイロンハーフ ジップジャケット
「ダブルベース×フェイキースタンス ナイロンハーフ ジップジャケット」1万6200円/ダブルベース 03-5485-3235
暖かくなってきたとはいえ、夜は肌寒くなる日も多い。バックパックに放り込める丈夫な一枚を備えたい。コラボしたフェイキースタンスは、サンフランシスコや東京で出会ったメッセンジャーたちに感化されデザイナーが、2008年からスタートした日本のアパレルブランドだ。
 
都市生活者に向けて“使える”バックパックを
ダブルベース×クロム THE ORP
「ダブルベース×クローム THE ORP」1万1880円/ダブルベース 03-5485-3235
あらゆる都市環境に適合したバッグを作るブランド、クロームとのコラボアイテム。超軽量かつ、クシャクシャに畳めて、バッグインバッグにもできる優れものだ。デザイン性はもちろん、機能性にも富んでいるのはサイクルシーンにも日常生活にも打ってつけ。
 
自転車の楽しさは、その自由さにある。気ままにどこへでも出かけられ、通勤から買い出しまでシーンを選ばない。
であれば、乗り手も自由な心持ちで乗りたい。ルールはない。好きな自転車を見つけたら、好きなアイテムを買いそろえて。さあ、どこに出かけようか。
 
[取材協力]
ダブルベース
住所:東京都渋谷区神宮前6丁目23−11
電話:03-5485-3235
営業:11:00〜20:00
水曜定休
http://blog.w-base.com/

小島マサヒロ=写真 吉州正行=取材・文


SHARE

次の記事を読み込んでいます。