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後ろ姿

整理整頓しやすい。スクエア型を選ぶのがコツ

メインバッグは、アッソブのウォータープルーフコーデュラ 305D 2-WAYバッグ。強度に優れた素材、コーデュラ305Dの裏面に特殊加工を施し、耐水圧20000mm以上の透湿防水性が特徴。突然の雨にも安心だ。
バックパックのほか、ショルダーストラップを隠して手提げバッグにもなる便利なデザイン。
バッグ
「このスクエア型は、少し長さのある折り畳みチェアやボトルもそのまま入るし、ジップを開けると中身が一目瞭然」とのこと。
谷端さんがBBQに参加する際、ほかのメンバーより早く到着することが多いそう。自然と炭を準備する役割が増え、今ではそれが楽しみなんだとか。
「取り出しやすい場所に、炭の準備に必要なグローブやエプロンを入れておきます。こうした出し入れの動線が作りやすいのもスクエア型ならではかも」。
チェア

折り畳みチェアの決定版!

BBQだけでなく、アウトドア全般で欲しくなるのがチェア。しかし移動の際かさばってしまうだけでなく、持ち運ぶ際も手荷物がひとつ余計に増えてしまう。
「手で持つ荷物を少しでも減らすのは、外遊びで大事なこと。だからバッグインできる折り畳みチェアが重宝します。このヘリノックスのタクティカルチェアは、小さくなるだけでなく軽量なのもポイント。気兼ねなくバッグに入れて持ち運べます」。
ポンチョ

万が一に備えるギアは、バッグに忍ばせる。

バッグの底に入れていたのが、スタッフサックに入った手のひら大に畳めるレインポンチョ。アウトドアでは急な雨はつきもの。そんなときは両手が使え、撤収作業も素早く行えるポンチョが大活躍する。
「パッキングする際、あまり取り出さないアイテムは下層に。だから、レインポンチョをバッグの底に忍ばせています。Kiu(キウ)とアンバイがコラボしたこのポンチョは大雨にも対応する耐水性、便利なポケットやイヤホンスリーブまで付くのが便利すぎて手放せません」。
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続いて注目したいのは、何かと作業の多いBBQで活躍する「手ぶら」促進アイテム。
サコッシュ

毎日使うサコッシュは、バッグインバッグに

財布や毎日持ち歩くフリスク、ポータブル充電器やケーブルといったガジェット類など、いつでも手元に置きたいものをサコッシュに入れ、すぐ取り出せるようバックパックの上に配置。現地に到着したら、サッと持ち出すだけで準備OK。
このサコッシュは毎日バッグインバッグとして持ち歩いているもので、レジャーシートと同じ素材を採用。雨に濡れても汚れても平気なので、アウトドアシーンにも持ってこいだ。
キーケーブル
さらにガジェットの中で気になるのが、このネイティブユニオンのキーケーブル。先端のキーホルダーが取り外せ、それぞれLightningとUSBのコネクタが出現。
キーホルダーとしても持ち運べ、手ぶらでガジェットを持ち運べる優れもの。手ぶらで荷物を少しでも小さくしたい外遊び中には、まさにピッタリのアイテムなのだ。
携帯灰皿

スマートに使える、携帯灰皿の収納場所

一見、灰皿に見えないデザインの、アビタックスの携帯灰皿。バックパックのストラップに取り付けられるクリップが付き、手ぶらのまま持ち運べていつでもサッと使える。
小物とはいえ、片手が埋まってしまうと何かと不便。テーブルに置きっ放しだと無くしそうだし。このアイテムが大活躍するそう。
エプロン

バッグ代わりになるエプロンはこんなに便利!

たくさんのポケットやフープが付くこのエプロンは、アッソブのキャンバスエプロン。洋服を汚さないだけでなく、多く配置されたポケットはバッグ代わりにも使えるため、BBQ中は何かと助かる。
「ポケットがかなり多く収納力があるので、とっさに出たゴミを入れたり、ライターやグローブなどの小物を入れたり、ひとつあるとかなり重宝します。しかも、小さく折り畳んで収納すればバックパックの中に入れても邪魔になりません」。
キャンプベスト

もはやバッグ不要!? 手ぶら派最大の味方になる服はベスト!

上記のエプロン同様、バッグ代わりとして使える便利なアイテムがこのベスト。オリジナル生地を使ったヴィンテージライクなデザイン。前面には大小さまざまなポケットが付き、まさにバッグいらずの収納力。
向かって左のようにジップで開閉できるカバーが付き、ポケットを使う場合は向かって右のようにカバーをロールして収納できる2-WAY仕様。
移動中は着てしまえばパッキングの邪魔をしないので、1着あればどんなアウトドアシーンでも大活躍してくれそう。
バッグ

小さく折り畳んで、手ぶらで遊べるパッキングを目指すべし!

どうしてもアイテムがかさ張ってしまうのが、外遊びの課題。しかし、何も考えずに収納すると、すぐ使いたいアイテムが荷物の中で埋もれてしまうことも。しかも、荷物が多くなるからとたくさんのバッグを持っても、両手が塞がりとっさのときに動けず……なんて事態に。
だからこそ、「動線を考えて整理整頓をして」「できるだけ手ぶらに」という谷端さんのパッキング術はとても理に適っているのだ。
せっかく来たBBQ。荷物の出し入れや片付けに手間を取られてしまうのは、時間がもったいない。谷端さんのパッキングをお手本に、準備をスマートに終わらせ、せっかくの外遊びを思う存分満喫しよう。
 
金光照子=取材・文、澤田聖司=撮影

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