続いて注目したいのは、何かと作業の多いBBQで活躍する「手ぶら」促進アイテム。
毎日使うサコッシュは、バッグインバッグに
財布や毎日持ち歩くフリスク、ポータブル充電器やケーブルといったガジェット類など、いつでも手元に置きたいものをサコッシュに入れ、すぐ取り出せるようバックパックの上に配置。現地に到着したら、サッと持ち出すだけで準備OK。
このサコッシュは毎日バッグインバッグとして持ち歩いているもので、レジャーシートと同じ素材を採用。雨に濡れても汚れても平気なので、アウトドアシーンにも持ってこいだ。
さらにガジェットの中で気になるのが、このネイティブユニオンのキーケーブル。先端のキーホルダーが取り外せ、それぞれLightningとUSBのコネクタが出現。
キーホルダーとしても持ち運べ、手ぶらでガジェットを持ち運べる優れもの。手ぶらで荷物を少しでも小さくしたい外遊び中には、まさにピッタリのアイテムなのだ。
スマートに使える、携帯灰皿の収納場所
一見、灰皿に見えないデザインの、アビタックスの携帯灰皿。バックパックのストラップに取り付けられるクリップが付き、手ぶらのまま持ち運べていつでもサッと使える。
小物とはいえ、片手が埋まってしまうと何かと不便。テーブルに置きっ放しだと無くしそうだし。このアイテムが大活躍するそう。
バッグ代わりになるエプロンはこんなに便利!
たくさんのポケットやフープが付くこのエプロンは、アッソブのキャンバスエプロン。洋服を汚さないだけでなく、多く配置されたポケットはバッグ代わりにも使えるため、BBQ中は何かと助かる。
「ポケットがかなり多く収納力があるので、とっさに出たゴミを入れたり、ライターやグローブなどの小物を入れたり、ひとつあるとかなり重宝します。しかも、小さく折り畳んで収納すればバックパックの中に入れても邪魔になりません」。
もはやバッグ不要!? 手ぶら派最大の味方になる服はベスト!
上記のエプロン同様、バッグ代わりとして使える便利なアイテムがこのベスト。オリジナル生地を使ったヴィンテージライクなデザイン。前面には大小さまざまなポケットが付き、まさにバッグいらずの収納力。
向かって左のようにジップで開閉できるカバーが付き、ポケットを使う場合は向かって右のようにカバーをロールして収納できる2-WAY仕様。
移動中は着てしまえばパッキングの邪魔をしないので、1着あればどんなアウトドアシーンでも大活躍してくれそう。
小さく折り畳んで、手ぶらで遊べるパッキングを目指すべし!
どうしてもアイテムがかさ張ってしまうのが、外遊びの課題。しかし、何も考えずに収納すると、すぐ使いたいアイテムが荷物の中で埋もれてしまうことも。しかも、荷物が多くなるからとたくさんのバッグを持っても、両手が塞がりとっさのときに動けず……なんて事態に。
だからこそ、「動線を考えて整理整頓をして」「できるだけ手ぶらに」という谷端さんのパッキング術はとても理に適っているのだ。
せっかく来たBBQ。荷物の出し入れや片付けに手間を取られてしまうのは、時間がもったいない。谷端さんのパッキングをお手本に、準備をスマートに終わらせ、せっかくの外遊びを思う存分満喫しよう。
金光照子=取材・文、澤田聖司=撮影