37.5歳のファッション・データバンク
数値化できないファッションの気分を、できるだけ具体化させるために街ゆく約500人のイケてるオッサンに聞いてきた。そこから導いた8つの「37.5歳のリアル」を1分で。
>後編のムービーはこちら帽子好きの今の気分は断然キャップである
帽子は休日スタイルに欠かせない相棒だという大人は多い。事実、街を歩いていると、いるわいるわ。そこで実際、どれくらいの人が休日に帽子を愛用しているのか全国の街角で調べてみたら、
お洒落なオッサンの帽子着用率はなんと47.1%!
さらに、彼らがどんな帽子を被っているのかを調べてみたら、ニット帽やハットを引き離しキャップ人気がダントツ。その割合は46%にも及び、デザインのバリエーションも豊富だった。
キャップを被らないオッサンの言い分
反面、被っていない人の意見としては
「若作りに見えそう」
「草野球おじさんだと思われる」
「そもそも似合わない」
など、被りこなすのが難しい印象がある模様。
そこで、キャップ姿がキマってる大人たちをスナップすると同時に、キャップスタイルを格好よくキメるためのマイルールを聞いてみた。
【キャップを格好よくキメる8カ条】
1_無地を浅く被って潔く
「若作りに見える」のが怖いなら、無地のシンプルなものを選ぶといい。被りが浅いこんなのなら、さりげなく被った感じも漂わせられる。
2_キャップも“名刺がわり”と考える
キャップのロゴは飾りじゃない。自身のカルチャーに対する姿勢を表明するスローガンでもある。こちらのキャップは「SURF SLAVE」(サーフィンの虜)という、海男のアイデンティティを示す。焼けた肌にピッタリだ。
3_個性は素材で演出
素材にこだわったキャップは着こなしに与える効果大。このようにツイードも然り、これからの季節ならリネンやナイロンなど、洋服感覚で素材選びをするだけでキャップ姿がグッとキマりやすくなる。
4_“あのワンポイント”を選ぶ
Tシャツやポロシャツがそうであるように、小さくても大きな効果をもたらすのがアイコン。控え目なワンポイントひとつでお洒落に見えるから不思議。名門ブランドの偉大さを改めて実感できる。
5_あえての後ろ被り
やんちゃな雰囲気を出すなら後ろ被り。コーディネイトは大人っぽくまとめて、被り方でハズすのがコツ。ロゴキャップを選べば、後ろ姿もキマるから便利。
6_服と色を揃える
服でカラートーンを揃えて統一感を出すテクニックは、キャップにだって有効だ。カフェオレみたいなベージュでまとめると優しい印象に仕上がる。
7_サイドにもアクセントを
正面だけでなく、背面だけでなく、サイドにもアクセントを。これ、キャップ選びにおける意外な盲点。ほら、定番のヤンキースキャップもご覧のとおり。
8_被らず乗っける
「テキトーに被りました」的なヌケたムードを出すなら、被らず軽く乗っけてみよう。キャップビギナーはこれで入門するのも手。