マッチがジグザグ歌う前から、スニーカーってやっぱりポップな存在でしょ。
こんなキャッチーな柄使いも足元だったら気後れせず楽しめて、装いに遊び心も出る。
1_アドミラル
カウレザーにプリントされたのは、アニマルパターンの中でもインパクト強めのパイソン柄。一見アクが強そうだがモノトーンなので悪目立ちせず、着こなしにエッジを利かせてくれる。ひと皮むけた装いを、コイツで。1万2800円/双日ジーエムシー 03-6894-5760
2_ヴァンズ ヴォルト
カリフォルニアの陽射しに映えそうな、ポップな極太ストライプ。端正なスラックスのハズしから夏場の短パンまで、活躍の幅も広い。踵を踏んで履ける作りなので、チルタイムにも最適だ。9500円/ブルーウッド バイ ハンドイントゥリーPR 03-3796-0996
3_コンバース
1980〜’90年代のスポーツウェアに着想を得た幾何学模様を配した、レトロモダンなデザイン。クッション性抜群の「リアクトカップインソール」や消臭抗菌加工されたライニングなど、機能面でも頼もしいヤツなのだ。8000円/コンバース 0120-819-217
4_プーマ × ボルコム × ビリーズ
スケートボードにフォーカスしたボルコム&ビリーズとのコラボ作。ライディング時に磨耗しやすいトウには補強を加え、アイレットベースはギリータイプに修正されている。ピューマだけどヒョウ柄ってのもシャレが利いてるね。1万4000円/プーマ 0120-125-150
5_ディーゼル
ニットアッパーを使ったソックスタイプのスニーカー「SKB」の最新作はシックなトーンのカモフラ柄。クッショニングに優れたEVAソールを採用していて、見た目も履き心地もアクティブそのもの。2万7000円/ディーゼル ジャパン 0120-55-1978
6_オリジナル ジャムス × ケッズ
ハワイの老舗サーフブランドのテキスタイルで別注し、表情を刷新したケッズの「メインセイル」。南国由来のリラックス感とモダンアートのような洒落っ気で、定番デッキスニーカーとまた新鮮な付き合いを。1万2000円/ヘムト PR 03-6721-0882
7_ポール・スミス
サイドのチェッカー柄はカウレザーと人工皮革を織って表現。ストリート感もあるが、実は1970〜80年代のスカやツートーンといったカルチャーがモチーフ。そうか、音を感じる一足でもあるのか。5万2000円/ポール・スミス リミテッド 03-3478-5600
8_ナイキ スポーツウェア
お馴染み「エア フォース 1」のコットンキャンバス製のアッパー全体に、リアルツリーカモのプリントが。いかにも男クサい風貌を想像するが、実際はこのとおり春夏らしい爽やかさ。レイアウトの妙が、その理由。1万1000円/ナイキ 0120-645-377
9_サタデーズ ニューヨーク シティ
ブランド初のベルクロ仕様シューズにあしらわれたのは、ネパールの山岳民族の工芸品にインスパイアされた柄。ピオニーという、牡丹の花がモチーフになったオリエンタルなデザイン。1万6000円/サタデーズ ニューヨーク シティ 03-5459-5033
鈴木泰之=写真 松田有記=スタイリング 今野 壘=文