トゥミの今季のコレクションは、新たな素材や機能、カラーを積極的に用いたバッグが豊富にラインナップ。
その恩恵は、あらゆるシーンで……。
【ビジネス】
「アルファ」コレクションがアップデート
トゥミの名作「アルファ」コレクション。さまざまなサイズのブリーフケースやトロリーを揃え、世界中のビジネスパーソンたちに厚く支持されているのはご存じのとおり。受け継がれてきた伝統と最新の機能が結実し、この春からは「
アルファ 3」として新たな歴史を刻んでいく。
クオリティの追求こそが名作であり続ける理由
高密度ナイロンに特殊コーティングを施した「FXTバリスティックナイロン」を使用する「アルファ」コレクション。ビジネスパーソンたちに認められてきた名作である。
2019年春、このコレクションが「
アルファ 3」として再定義。その見た目はより洗練された印象に変化している。ブリーフケースのレザートリミング、トロリーのフロントレールやサイドパネルの変更がその要因。培ってきたタフネスに都会的エレガンスが加わったというわけだ。
[写真]
①フロントポケットの上にレインフラップが付いたブリーフケース。デジタル化により荷物が少なくなったという人には、こんなスリムなタイプはどうだろう。もちろん細身になっても使い勝手の良さに変わりなし。バッグが軽くコンパクトになれば、きっと気持ちも軽くなってくるに違いない。H28×W36×D9cm 5万7000円/トゥミ 0120-006-267
②トゥミのファンにぜひとも伝えたいのがトロリーのアップデートだ。フロントとメインの開口部両方を施錠できる新しいTSAロック。フロントからも荷物の出し入れが可能なデュアルアクセス機能。セキュリティに優れたデュアルコイルジッパー。頼りになる新たなビジネスの相棒として、ぜひ。H56×W35.5×D23cm 10万円/トゥミ 0120-006-267
もちろん変化し続ける現代のビジネスシーンに対応するための、機能面のアップデートも万全。キャリーオンサイズのトロリーにはすべて、本体一体型USBパワーポートを設置する。ポケットや荷室デザインも、使い勝手を考慮し細かい部分まで見直されている。現状に甘んじることなく理想を追求し続ける。そんな姿勢を、この名作コレクションに教わったような気がする。
【週末】
すでに使っている人も、これからの人も「バックをめぐる冒険」
強靭なナイロン素材を使用したトゥミのブリーフケースやトロリーは、ビジネスパーソンならば誰もが知っているはず。その一方で、洒落たカラーリングのマルチに活躍するバッグが揃うことも、ぜひ知っておいてほしいと思う。こんなバッグたちとともに、街歩きや小旅行の“冒険”を楽しんでみては。
「バッグをめぐる冒険」には2つの意味がある
僕らにとっての冒険は、海外旅行に出かけることや厳しい自然に身を置くことだけではなく、案外身近なところにあると思う。服を探しに街に出ることも冒険だし、家族やパートナーとともにドライブするのも冒険だ。
ちょっとした発見が新鮮な気持ちを呼び起こす。それこそが冒険のエッセンスではないだろうか。
トゥミの今季のテーマはずばり“探険”。ブランドとしてのモノ作りの姿勢も表すこの言葉に導かれたコレクションには、新たな素材や機能、カラーを積極的に用いたバッグがラインナップする。
機能性とデザインを最適なバランスで表現した「
アルファ ブラヴォ」コレクションのバッグも、アフリカの自然からインスパイアされた新色が、僕らに新鮮な驚きを与えてくれる。ブッシュのような迷彩柄、大地の砂を思わせるグレー、川面の藻に着想を得たという深いグリーンなどが用意されている。
トゥミのバッグとともに、颯爽と街の冒険に出かける。そして僕らがイメージしていたトゥミとはちょっと趣を異にする色を選んで、スタイルの冒険も楽しむ。そう、トゥミの新作バッグをめぐる冒険には、そんな2つの意味があるのだ。
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ロールトップのバックパック「ロンドン」。新色のグレーの落ち着いた色みがいいし、エンボス加工が施されたトップ部分のレザーもスマートなアクセントになっている。PCやタブレットを携えて外出する“荷物多め”の人には打ってつけ。1泊程度のトラベルにも対応する大容量だ。「ロンドン」H48.5×W35.5×D15cm 6万5000円(トゥミ 0120-006-267)、カーディガン3万8000円/サイ(マスターピースショールーム 03-5414-3531)、パンツ3万1900円/ヴィンス(リエート 03-5413-5333)、スニーカー2万1000円/ホカ オネオネ(デッカーズジャパン 0120-710-844)
洗練されたスリング「ケリー」は、日常使いはもちろんドライブなどにもぴったりのサイズ感。メインの開口部が大きく開くので、荷物の取り出しやすさも抜群だ。3つのファスナーポケットには財布、スマートフォン、パスケース、キーホルダーといった細々としたものを収納するといい。「ケリー」H34.5×W15×D12.75cm 3万5000円(トゥミ 0120-006-267)、ブルゾン5万6000円/ヴィンス(リエート 03-5413-5333)
深いグリーンの新色を纏ったクロスボディのショルダーバッグ、「バートン」。マグネット式のフラップは内部へのアクセスが実にイージー。小ぶりで使いやすい、街歩きの相棒バッグなのだ。「バートン」H24×W22×D7.5cm 3万1000円(トゥミ 0120-006-267)、スウェット3万3000円/グレイ(ジェットン ショールーム 03-6804-1970)、デニム2万8000円/AG(エージー ジャパン 03-5946-8990)、腕時計2万2000円/ダニエル・ウェリントン(エイチエムエス ウォッチストア 表参道 03-6438-9321)
【旅先】
すべては都会派の冒険家へ
愛馬に跨り、ハンドルを握り、いざソロキャンプへ。パニアケースには1人用のテントやシェラフなどのお気に入りのギアを詰め込んで、バックパックには読みかけの本や、ちょっとばかりの貴重なあれこれを詰め込む。
こんなアクティブな男の旅には、アウトドアブランドもの一択だった従来に待ったをかける存在が。今季、「探検」をテーマにしたトゥミのバックパックである。
タウン&カントリーで頼れる進化系バックパック
都会のビジネスパーソンというイメージが強いブランドだが、「
タホ」コレクション(カリフォルニアにある雄大な湖の名から命名された)は、バイクツーリングや、キャンプなどのアウトドアシーンでの使用にも応える機能ディテールを装備。それでいてトゥミらしい洗練されたミニマルデザインだから、シティユースにもまったく違和感がないのがポイントなのだ。
都会に軸足を置きながら自然のある場所を往来する人のための、最良な相棒となりそうだ。
静かな見た目のスゴいやつ。「タホ」コレクション
これまでのトゥミが培ってきた設計思想にアウトドアでの機能性を加えた「
タホ」コレクション。内部の収納物を視認しやすくする反射材のライニング、PC用スリーブと多数の小物ポケット、レインカバーなど、ミニマルデザインのなかに必要な機能を集約させる。
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バックパック「ロックウェル」H45×W29×D20.5cm 4万7000円(トゥミ 0120-006-267)
「アズテック コンパクト・バックパック」H39.5×W24×D10.25cm 3万8000円(トゥミ 0120-006-267)
アフリカンバティック調のシーズンパターンが目を引く「フォレスト フラップ・バックパック」H49.5×W37×D14cm 5万円(トゥミ 0120-006-267)
[問い合わせ]トゥミ・カスタマーセンター0120-006-267www.tumi.co.jp[ビジネス・週末]渡辺修身=写真 石黒亮一=スタイリング Takuya Baba(SEPT)=ヘアメイク 加瀬友重=編集・文 [旅先]清水将之(mili)=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 星 光彦=スタイリング yoboon(coccina)=ヘアメイク 川瀬拓郎=編集・文 BMWモトラッド=撮影協力