今年も花粉シーズン到来。テレビ番組で「今年の花粉は去年に比べて……」というニュースを聞く度、花粉症の人は鼻がムズムズ、そうじゃない人もいつ来るかと気持ちがソワソワ。
マスクをしていても「本当に防いでくれているの?」 とちょっと不安に。
4月からは新年度、新たなスタートは仕事も家庭も何かと不安なものだから、鼻・喉ぐらいはこんなマスクで平和に迎えてほしい。
「N.ハリウッド エクスチェンジサービス メディカルフェイスマスクガード」
オーシャンズ世代のデザイナー、尾花大輔氏が率いる東京のファッションブランド、N.ハリウッド。過去や古いものにフォーカスをあて、そこに新しい価値を見出して生まれる独自のクリエイティブは、国内外に多くのファンを持つ。
こちらもそんなN.ハリウッドらしいアイテム。軍隊のメディカルキットにインスパイアされ、フロントには軍採用品のようなスペックプリントが施されている。
2枚セットで、同じく軍隊の携行キットをイメージしたオリジナルパッケージに封入。尾花さんの洒落っけが詰まったこんなマスクを手に入れたら、ファッション好きもミリタリー好きも、鼻水じゃなくヨダレが出ちゃうかもね。
「ノーズマスクピット スーパー」
鼻水も鼻づまりもひどいときの「もうティッシュを鼻に詰めながら仕事したい!」という心の叫びに応えてくれるのが、このノーズマスクピット。
お察しのとおり鼻の中に入れて使う。カバーの中の超高性能吸水材「セルローススポンジ」が湿気を吸うことで最大4倍の厚さまで膨らみ、鼻から息を吸う度に飛び込んでくる花粉をブロックしてくれる。
そして、ノーズマスクピットが優秀なのは、鼻栓との2-WAY仕様であること。高い吸水性を持つセルローススポンジは、なんと吸水率25.6倍。とめどなく流れ出る鼻水を受け止めてくれ、鼻をかみすぎて真っ赤なお鼻にならなくて済む。
攻め入る花粉も、流れ出る鼻水もストップしてくれる一石二鳥な便利アイテム。外にでる部分は半透明で目立ちにくいけれど、見た目が気になる方はマスクと併用して使うのがオススメだ。
「3M 使い捨て防じんマスク」
アメリカ・ミネソタの3Mは、高い技術力を背景に工業用特殊フィルムから防毒マスクまでを作る総合メーカー。こちらの「3M 使い捨て防じんマスク」も、3Mの技術を詰め込んで開発され、国家検定を取得した防じんマスクである。
最大の特徴は中央に配された排気弁。フルフェイス型マスクでは必須である排気技術が応用された独自開発の小型排気弁が、マスク内の熱気や湿気を排出し、呼吸のしやすさも確保。マスク着用時の息苦しさや不快感を軽減してくれる。
さらに鼻にあたる部分には調整可能なノーズクリップを採用し、排気弁とノーズクリップによってメガネ曇りの心配もなしというから、普段からメガネをつける人にも、花粉症メガネとマスクを併用するフル装備派にもありがたい限り。
「ハイラック 350型マスク」
花粉はその名の通り「粉」。ホコリやチリと同じように空中を飛ぶ小さな粒子だ。こちらのハイラック 350型マスクは、細かなホコリが舞う建築現場や、小さなウイルスが飛ぶ医療現場で使われるプロ用防じんマスクだ。
国家検定も取得したその性能は、0.06μm~0.1μmの試験粒子を 95%以上捕える。花粉の粒子サイズは30μmだから、安心して鼻と喉を任せられるのだ。
しかも顔としっかりフィットさせるために、内側にFFリップというヒダ部分を設けることで、隙間からの花粉の侵入もしっかりブロック。日本の保健所の約7割、感染医療施設の約5割に導入されているというから安心感もハンパない。
今の季節は花粉の飛散もハイシーズン、しかし外に出たくなる季節でもある。最近は良い薬も多く出ているが、まずは花粉を体内に入れないことが大切。
こんなマスクで、鼻水は出さずに堂々と外に出かけよう!
伊藤良輔=スタイリング