たとえ冷蔵庫に何もなくても、“メシ友”と白米さえあれば、それが至高のメシとなる。全国各地の美味を知る日本百貨店の鈴木正晴社長に、確実に白飯3杯はいける“メシ友”を教えてもらった。
北海道
「大地」の北海道山わさび 粗挽きしょうゆ味
粗挽きにした北海道産の山わさび(ホースラディッシュ)をたっぷり使用。ツンとした辛さは控えめで、豆腐、刺し身、ステーキに添えてもいける。
島根県
「いづも八山椒」の奥出雲山椒ジャコのり 頼むからごはんください。
島根県・雲南市産の山椒が利いた、じゃこと海苔の佃煮。テレビ番組で試食したテリー伊藤さんが「頼むからごはんください」と絶賛し、この名が付いた。
和歌山県
「石神邑」の梅肉みそ
肉味噌のコクと旨味を引き立てるのは、しそ梅干など3種類の梅。味噌と梅と豚のひき肉がうまく調和し、和洋中のどんな料理にもマッチする。
山口県
「池本食品」の肉みそれんこん
山口県・岩国蓮根と山口産豚肉を使った、コチュジャン入りのピリ辛味噌。蓮根のシャキシャキとした食感がいい。野菜スティックのディップにも良し!
長野県
「金元醸造」のごろごろにんにく
青森県産の生にんにくを、国産大豆で作った信州みそで仕立てた逸品。“酒とも”としてそのまま食べるのも良し。炒め物などの調味料としても万能。
福島県
「吾妻食品」のうまくて生姜ねぇ!! 福島県産えごま入り
ランダムに刻んだ国産生姜を特製醤油に漬け込んだ、飽きのこない食感と味。地元では、豚の生姜焼きにも使う人がいるという人気商品。
愛媛県
「ISフーズ」のあんちょび入りじゃこのオイル漬け
国産ちりめんじゃこを、長期熟成アンチョビ、国産にんにくと一緒にオイル漬けに。スパゲッティに絡めたり、アヒージョ的に食べたりしてもバカ旨い。
ここで買えるよ! 日本百貨店しょくひんかん“ニッポンのモノヅクリ”と“スグレモノ”をテーマに、日本全国から職人こだわりの品を集める日本百貨店が、東京・秋葉原「CHABARA」内に出店している食品専門店。
住所:東京都千代田区神田練塀町8-2 CHABARA内
電話番号:03-3258-0051 営業:11:00〜20:00 元日、6月の第1水曜日、11月の第1水曜日定休syokuhinkan.nippon-dept.jp 山田秀隆、竹崎恵子=写真 佐々木 誠=スタイリング 押条良太(押条事務所)=編集・文