格好いいオトーチャンになりたい……。そんなオーシャンズ読者のシンプルでストレートな悩みに応えるべく、本誌でお馴染みのスタイリストが、実用的かつお洒落に見える着回しテクニックを伝授する企画。それがこの「オーシャンズ的パパ改造計画」なのだ。
今の時季、買い物をするならやっぱり羽織りものがおすすめ。重ね着がしやすく、体温調整が簡単にできるからだ。
特にスエードものが各ブランドからリリースされていて、1枚持っていて絶対に損はしないアイテム! ヒートテックに厚手のパーカでも着れば、真冬でもない限り全然イケちゃいます。春になれば、シンプルなロンTなどを挟むだけでサマになりますよ!
[今回のキーアイテム]
ウエストオーバーオールズのスエードジャケット
独特のシルエットが面白いウエストオーバーオールズのスエード製トラッカージャケット。柔らかいゴートレザーは快適な着心地で、太めのアームや短めの着丈が特徴。ゆとりのあるシルエットで重ね着しやすく、幅広いシーズンに活躍する。
仲村健太郎さん会社員 年齢/32歳 身長/168cm 体重/60kgQ1. 休日のワードローブを教えてください。クローゼットの中はサッカー用のトレーニングウェアばかり(笑)。ほかは、デニムとシャツが多いです。
Q2. よく行くショップや好きなブランドはありますか?ジャーナル スタンダードやビューティ&ユースなどのセレクトショップに行くことが多いです。服は妻が選びます。
Q3. 服装について何か悩みはありますか?まず、どんな服を買えばいいのかわからず、結局いつも同じものか、妻にすすめられたアイテムを買っています。
Q4. やってみたい格好があれば教えてください。良くも悪くも、無難な格好しかしないので、自分では持ってない服で新鮮な気分を味わえる格好がしたいです。
[ヘアの改造ポイント]
後頭部にボリュームがあることで頭が大きく見えてしまうので、まずはバックをすっきりと。トップは長めに残しつつも、サイドを少し刈り上げることでメリハリをつけた。パーマでニュアンスを出し爽やかな印象に。
冬→春。季節に合わせてスエードジャケットを着回し
冬も終盤になれば、薄手のアウターでも、中にヒートテック+厚手のトップス1枚で寒さ対策は十分。コーディネイトに悩んだら、まずはパーカを挟んで、着慣れたアメカジスタイルから挑戦してみるのが正解。間違いのない格好良さだ。
ベージュ×赤の好配色なら洒落感もよりアップ。指先のないグローブなど、小物でアクセントを出すのも手。
一方、春になればさらっと薄手のカットソーをイン。黒をベースにしてちょっぴりモードっぽく、シックにキメるのもいい。
撮影後の仲村さんの感想
スエードジャケットは持っていなかったのでとても新鮮でした。これだけで不思議とシャレて見えますね。また今度、帽子を使ったコーディネイトで改造してください! とにかく帽子が似合わないもので(笑)。
[今回のスタッフ]スタイリスト 星 光彦
本誌をはじめ、多くのファッション誌のスタイリングを手掛ける。仕事と育児に日々奮闘。最近第二子が誕生し、既にデレデレのご様子。
ヘアメイク 越智めぐみ表参道のサロン「アルファラン」のオーナー。オッサンを5歳は若返らせる、カット技術を持つ。サロンの予約は03-6450-6583まで。
清水将之(mili)=写真 星 光彦=スタイリング 越智めぐみ(ALFALAN)=ヘアメイク