>連載「
オッサンIT化計画」を読む
スマホの普及以来、家庭でPCを使う機会が減った。とはいえWebページの閲覧やショッピング、ネットバンキングの利用など、PCがあれば便利なシーンはまだまだ多いはず。特に家族持ちのオーシャンズ世代なら、個人的な趣味の世界に没頭できる自分専用のマシンがほしいのではないだろうか。
そこでオススメしたいのが、最近話題となっている“第三のOS”を搭載したノートPC「Chromebook(クロームブック)」。安い機種なら3~4万円程度で手に入るため、使い古したノートPCの買い替え候補として魅力的な存在だ。試用した結果判明した、クロームブックの「実用度」をレポートしよう。
Windowsの半額以下で入手可能。Google生まれのクロームブックとは?
クロームブックとは、Googleが提供する「Chrome OS(クローム・オーエス)」を搭載したノートPCのこと。OSやアプリケーションのライセンス料が安いため、WindowsやMacOSを搭載したノートPCに比べ低価格に製造販売できることから、教育市場を中心に普及。最近ではビジネスシーンでも注目を集めている存在だ。ちなみに、家電量販店やネットショップでは3万~6万円程度が、クロームブックのメイン価格帯となっているようだ。
低価格PCということで、やはり気になるのは仕事や遊びに使える性能を持っているかだろう。そこで、クロームブックを扱う主力メーカーのひとつである、ASUS(エイスース)が昨年末にリリースした「C423NA(4万2800円)」を拝借し、2週間ほど試用してみた。
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