OCEANS

SHARE

妻は“嫌味な発言”にイラッとしている……
不機嫌な妻
一方で女性は、主婦業に理解のない発言や、家事に対する嫌味にイラッとする人が多かった。
「友達に遊びに誘われたと嬉しく伝えたら『勝手にすればいいじゃん、俺が主婦なら行かないけど』と嫌味を言われた」(48歳)
「趣味でハンドメイドをやっていてフリマアプリに出品しているのですが、『どうせ金にもならないのに……』とバカにされた」(48歳)
「『どうせお前は暇だろ、俺は疲れるんだよ』と言われた。私も疲れているのに」(40歳)
「専業主婦の私に『スーパーしか行くとこないの?』という夫」(42歳)
「夫の部屋は散らかしたい放題なのに、リビングにゴミが落ちていたら『どうせ掃除してないんだろう』と嫌味たっぷりに言われた」(48歳)
続いて多く挙がったのが、体調が悪い時の心無い一言。
「寝込んでいる時に『食事は簡単なものでいいよ』と言われた」。(44歳)
「体調が悪くて家事ができない時、『洗濯物が溜まってるよ』」(43歳)
 
立ててほしい夫、褒めてほしい妻
冷戦中の夫婦
リサーチ結果を振り返ると、男性は命令されたり無視されたり、軽い扱いをされることにカチンとくることが多いよう。何か頼まれごとをされるにしても、言い方ひとつで気持ちよくできるのに……。そんなオトーチャンズの嘆きが聞こえてきそうだ。
一方、女性がカチンとくるケースは、家事に関係しているものが多く挙がった。家事は成果報酬や時給換算で対価を得られる仕事ではない。だからこそ、夫が賛辞や感謝の言葉を伝えることで円満に行くのかもしれない。
「口は災いの元」とはよく言ったもので、配慮ない一言が相手を深く傷つけることもある。そんな事態を避けるためにも、相手の怒りスイッチがどこにあるのかしっかり押さえておこう。



SHARE

次の記事を読み込んでいます。