仕事上手は休み上手。週末、例えば土曜日はゆっくり過ごして体力をチャージ。でも日曜日はちょっとだけ早起きしてデイトリップに出かけてみないか。
行き先は、春到来も間近な房総半島。灰色のビル街を飛び出して、東京湾アクアラインを抜ければ、その先には心も体も開放してくれる一面の青い海原と大きな空が広がる。相棒は、そんな海や空の色にも似たブルー アイロン M カラーのフランス車「
ルノー メガーヌ GT」。今日は釣り道具も持ってきたし、さあ、もうちょっと先の港まで走らせてみようか。
走りをエンタテインメントに変える
ラリー仕込みのパフォーマンス
クルマを単なる移動手段と考える人もいるが、まあ、そんな人はそもそも「
ルノー メガーヌ GT」を選ばないだろう。なぜか? それは乗ってみればすぐにわかるが、運転していてドキドキするほど楽しいし、存在自体が感性を刺激してくれるからだ。つまり、乗ること自体がスポーツであり、エンタテインメントであり、クリエイティビティの表明であるというのが、仕事と同じように遊びも大切にするオーシャンズ世代にルノー乗りが少なくないことの理由だろう。
車好きの読者には釈迦に説法となってしまうが、ルノーというブランド自体、1898年のフランスでの創業以来、レースでその走りを磨いてきた背景がある。開発者のルイ・ルノーと、その兄で共同経営者だったマルセル・ルノー自らが、公道レースで数々の栄光を掴んできたのだ。
そんなことを思い出しながら、積極的にエンジンを回し、まだシーズンオフで空いている道を心地良く走り抜けていく。
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