アニマルハンターの知識に感心しきりの2時間がスタート
アニマルハンターの醍醐味は、自分でフィールドサイン(動物の痕跡)を読み解いていくアナログ感なのだが、スタッフの豊富な知識がそれを支え、盛り上げてくれる。
その知識の一端は、山に入る前から披露される。整地された山道を登っていくなか、ふたりが教えてくれたのは「ヤドリギ」の存在だ。
「枝部分にモヤモヤと丸っこいものが見えますか?」。
「いわゆる寄生樹なのですが、ベタベタした種子が枝に張り付き、木から養分を奪いながら成長します。少しずつ大きくなるので、あれで10年くらいでしょうね。実は『ハリー・ポッター』にも登場します。『ヤドリギのある木の下でキスを望まれた女性は、拒否したら幸せになれない』という言い伝えもあるんですよ」。
とまあ、こんな感じで行く先々で解説を加えてくれるのだ。「へぇ!」「なるほど!」のオンパレードだ。
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