この冬、街角パパラッチで出会ったウン百人を対象に編集部が総力を挙げて行ったアンケート調査。愛用のデニム、人気ウォッチ、購入検討中のクルマ、育毛&健康事情、お小遣い問題……etc.。赤裸々な回答から明らかになった、37・5歳のお洒落生活にまつわるリアル。じっくりとご高覧あれ。
老舗ブランドの重み、新進ブランドの目新しさ。いずれも魅力的なのが腕時計の世界だ。ここでは、趣味のいい男たちが愛用する1本を徹底調査。
2018-’19年版、冬の街角ウォッチリサーチの1位〜5位を発表しよう!
1位 ROLEX ロレックス
例年どおり、この冬もトップに輝いたのは不動の人気を誇る、ロレックス。完成度の高いデザインに加え、耐久性に秀でる高精度なムーブメント開発、アフターサービスの充実などが、時計ツウに限らず幅広い層から支持される理由だ。
愛用者が多かったのは、デイトナやサブマリーナデイト、エクスプローラーⅠといった、いわゆる“スポーツロレックス”。いずれも人気が高く、品薄状態が続いている。
2位 IWC IWC
2018年に創業150周年を迎えた由緒あるブランドが第2位。マークシリーズが象徴する軍用時計としての実績に男心がくすぐられるという声も多かったが、所有者が異口同音に語ったのは、そのエレガントなデザイン性だった。
近年人気なのは大型時計、ポルトギーゼ。特にクロノグラフモデルはパパラッチ企画常連の人気作。次点はパイロット・ウォッチ、アクアタイマー。
3位 PANERAI パネライ
デカ厚時計ブームの火つけ役で、存在感はもはや最強。タフで重厚なルックスはミリタリーウォッチとしてのルーツを伝え、男の冒険心を強烈に刺激する。それでいて嫌みがなく、すっきりとした顔立ちなのが人気の理由だ。
今ホットなのは“これぞパネライ”なルミノールケース。大ぶりなリュウズガードを備え、ひと目見ただけでパネライとわかる力強いフォルムである。
4位 SEIKO セイコー
メイド・イン・ジャパンにこだわり、高精度への追求に情熱を注ぐ日本ブランド。世界有数のムーブメント製造技術を誇り、それだけに熱狂的なファンも多い。「時計はセイコーしか買わない」というツワモノにも出会った。
スーツにピッタリなマジメ顔、実用性抜群のソーラームーブメント、武骨なダイバーズ、透明感のある琺瑯(ほうろう)文字盤など、多様な時計を捕獲。
5位 CARTIER カルティエ
屈指の名門ジュエラーが手掛けると、時計もここまでエレガントになる。アイコニックなモデルが多く、自身のワードローブに応じて選べる点も人気の理由だ。女性ウケもいいだけに、夫婦兼用という声も多く聞かれた。
上品な角形時計、タンクが頭ひとつ抜けて人気だったが、カリブル ドゥ カルティエやロードスター、クロノスカフなどもしっかり支持を得ている。
番外編 37.5歳のリアルな「ウォッチ」ライフ
いい大人の男は腕時計でこう遊ぶ! 世界に1本だけのヴィンテージ
ヴィンテージデニムのように、色焼けや褪色という経年変化をかけがえのない個性として愛でる。そんなヴィンテージウォッチの世界に見せられた男たちの時計。写真から愛情が伝わってくる!?
1_ロレックス世界中で争奪戦が繰り広げられる激レア時計 “赤サブ”を発見!
2_ロレックスエクスプローラーⅡのファーストモデル。その見た目は現行と少し異なる。
3_セイコー’80年代半ば〜’90年代にかけてセイコーが納入していた英国軍用時計。
4_セイコーナイロンストラップでカジュアルにカスタム。文字盤は無駄がなくスッキリ。
5_オメガゴールドケースとシャンパンカラーダイヤルがベストマッチなシーマスター。
6_ブランド不明米軍に納入されたリアル軍用時計。夜光塗料の経年変化がタマラナイ。