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2019.01.25

かぞく

あなたは不妊治療をどう思いますか? 調査で見えた40代夫婦の「妊活観」

「隣のオッサンは青いか?」を最初から読む
今回はちょっとシリアスな話。30代半ばを過ぎると、自身はもとより友人・知人も含めて不妊治療は身近なものになる。オーシャンズ世代にとって、人工授精や体外受精、受精卵・精子凍結などは他人事ではないトピックだろう。
なかなか近しい友人などでも深い話をしにくいテーマだが、みんな生殖医療に対してどう考えているのだろうか。結婚生活5年以上の子供のいる40代既婚男女各100人(計200人)に聞いてみた(アンケート協力:アイリサーチ)。
生殖医療で子供を授かるという選択肢は……
日本産科婦人科学会の調べによると、今や約18人に1人が体外受精ベイビーだという。代理出産など日本では認められていない方法もあるが、不妊治療には下記のようなものが挙げられるのでおさらいしておこう。
1) 人工授精
採取した精液中から動きの良い精子を取り出して、妊娠しやすいタイミングで子宮内に直接注入する方法で、自然に近い不妊治療法。
2)体外受精
不妊治療において人工授精の次のステップとして行われることが多い。体外受精には、卵巣から取り出した卵子に濃度を調整した精子をふりかけて受精させる方法と、顕微鏡下で精子を細い針で直接卵子の細胞の中に入れる顕微受精がある。
3)受精卵・精子の凍結保存
不妊治療において、凍結した受精卵を移植する治療方法が主流になりつつある。なぜなら卵子を採取してすぐに移植するよりも、より着床しやすいホルモンバランス下で移植するほうが妊娠率をあげると言われているからだ。精子の凍結に関しては人工授精や体外受精の予定日に出張などで精子を用意できない場合に、凍結保存した精子を使うのが主流。
4)サロゲートマザーによる代理出産
夫の精子を第三者の子宮に人工授精の方法を用いて注入して懐胎させ、この第三者が妻の代わりに妊娠・出産する方法。日本では許可されていない。
5)ホストマザーによる代理出産
夫婦の受精卵を代理母の子宮に移植して妊娠・出産する方法。日本では許可されていない。


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