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2019.01.27

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日本の伝統技術でプラチナに輝く。リーデルの新作グラスで粋に酒をたしなむ

ふだんはあまり格好つけず、カジュアルに飲む酒が旨い。ウンチクよりもリアルで等身大なワインを探る、特集「ストリート感覚でナチュラルワイン」でもその魅力は深堀った。
そして、お手頃なワインでも、グラスを変えただけで別のワインのように花開くことがあるのだ。

260年以上もの歴史を誇る、オーストリアのワイングラスの老舗「リーデル」。同じワインでも、異なる形状のグラスで飲むと香りや味わいが変わるという事実にいち早く着目。ワインやブドウ品種の個性に合わせた機能的なグラスを次々と生み出し続ける名門ブランドだ。
リーデルのグラスは、世界のワイン生産者たちと度重なるテイスティングを行い、最適な形状を探し当てるというストイックなプロセスを経て生まれるという。
グラス
「HAKUプラチナ 大吟醸」2万円/リーデル 03-4530-6905
グラス
「HAKUプラチナ 純米」2万円/リーデル 03-4530-6905
そんなリーデルの新作が、<リーデル・スーパーレジェーロ シリーズ>「HAKUプラチナ」。石川県金沢市で400年もの間、連綿と受け継がれてきた金沢箔の技術を採用。ハンドメイドで作られたワイングラスの台座にプラチナ箔をあしらっている。日本の職人によるモノづくりと、オーストリアの老舗がコラボした逸品だ。
持ち上げた感じは、とにかく軽くて薄い。口につけたときの感触も、これまでのリーデルのグラスにはない、気品のある凛とした感覚を呼び起こす。そして、台座にまとったプラチナ箔が、唯一無二の品格を醸成。決して華美ではない、落ち着いた上品な輝きでテーブルを彩る。
グラス
今回紹介した2脚のグラスは香りの華やかな日本酒を飲むことを想定している。同シリーズには、ほかにも「ボルドー・グラン・クリュ」「ブルゴーニュ・グラン・クリュ」といったワイン用も展開されている。好きな酒やワインに合わせて、形状を選ぶと面白いだろう。
日本と西洋のクラフトマンシップが情熱を注いで作り上げた、ハイエンドなグラス。ギフトにもぴったりだし、ちょっと贅沢な酒をたしなむときに、ここぞと引っぱり出すのも悪くない。
 
[問い合わせ]
リーデル
03-4530-6905
www.riedel.co.jp
中山秀明=文


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