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夫婦の峠は4〜5年で訪れるが、男性は次のステップに消極的
婚姻関係を継続するか否か、4〜5年の間に決断を下す夫婦が多いという。
「この人はこういう人なんだ、という許容と諦めの境地に達するか、別々の道を歩むか決めるのにかかる時間はだいたい4〜5年です。子供がいれば折り合いをつけてどうにかしようという気持ちも当然大きくなります」。
我慢するくらいなら次のステップに進もうと決断を下すわけだが、その際に女性よりも男性の方が離婚をポジティブに捉えられないと高橋さんは言う。
「私の経験上、離婚を“失敗”だと捉える男性が多いように思えます。男性は次に誰かいい人がいない限りは離婚に向かって消極的です。相手の存在に依存するケースが多く、パートナーの不在でぽっかり心に穴が空いてしまうのでしょう」。
だからこそ、幸せな離婚とは、間違った選択を是正し、違う人と結ばれるという結果あってのことだと高橋さんは続ける。
 
“×=失敗”ではない。失敗を学びに変えるプロセスが必要
確かに離婚という結果を選んだ時、幸せが遠のいてしまったように感じるのは当たり前だろう。だが夫婦には夫婦にしか分からないことがある。離婚に直面したからこそ得られる学びもあるはずだ。「果たしてこの選択は正しいのか?」と熟考を重ね、先々のロードマップをきちんと描けるかが「幸せな離婚」へと続く架け橋になることは間違いない。
幸せになるためには「大人としての実力」が試される。では、幸せな離婚に向けてどんなプロセスが必要なのか。次回以降、詳しく解説したい。
吉々是良=取材・文
石井あかね=イラスト
夫婦問題カウンセラー&ライフサポートアドバイザー
高橋知子さん
高橋 知子yokohama相談室」主催。離婚を考えている、離婚を回避したい、調停申立をされた、浮気問題に悩んでいる、夫婦の関係修復を試みたいなど、あらゆる夫婦問題のカウンセリングを行う。専門家との連携による万全のネットワーク体制で相談者を完全サポート。相談者の気持ちに寄り添ったカウンセリングが好評で年間1000件以上のカウンセリング実績を持つ。


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