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MAZDA CX-8
マツダ CX-8

マツダの日本国内向けSUVにおける最上位モデルMAZDA CX-8 マツダ CX-8。
ボディサイズ:全長4900×全幅1840×全高1730mm
燃費:11.6〜15.8km/L(WLTCモード燃費)
総排気量:2188〜2488cc 乗車定員:7名 価格:298万4400円〜
マツダの日本国内向けSUVにおける最上位モデル。近年のマツダ車は内外装の精緻な造り込みのみならず、ボディカラーも特徴的。今回の試乗車はマシーングレープレミアムメタリックと呼ばれるもので、派手に光を反射するのではなく、太陽光を受けるとしっとりと輝く印象だ。隅々まで品良くまとめられている1台。バカ売れなのも納得だ。
 

ホールド性が高いシート、気の利いた小物入れ&サブトランク
GLSよりもボディがひと回り小さいため、広さだけを比較するとやや3列目に狭さを感じてしまうものの大人でも十分乗れるし、ふっくらとしたシートのホールド性は高く、快適さは申し分なし。3列目シートのカップホルダーの隣に小さな小物入れがあったり、荷室のフロア下に深さ307mmのサブトランクが備わっていたりと、とにかく気が利いているのだ。
 

新しいエンジン、精度が高まった足回りと内装
これまでクリーンディーゼルエンジン車のみのラインナップだったが、マイナーチェンジを経て、新たにガソリンエンジンモデルのSKYACTIV-G 2.5と、シリーズ初のターボエンジンを積むSKYACTIV-G 2.5Tが仲間に加わった。足回りやセンターコンソールに配置されたコントロール類のデザインも変更されており、走り、意匠ともにより精度が増している。
 

メリハリのある美しいプロポーション
どっしりとしたフォルムを一見すると、大柄なように思えるのだが、CX-8の全幅はひとクラス下のCX-5とほぼ同じというのは驚きだ。これは細い道路が多い都市部での移動を考慮したマツダなりのこだわりと思われる。また、ミニバンに匹敵する居住性を持ちながら、シャープなキャラクターラインや流麗な曲線など、都会に映えるスタイリッシュさがとにかく追求されている。


4/4

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