格好いいオトーチャンになりたい……。そんなオーシャンズ読者のシンプルでストレートな悩みに応えるべく、本誌でお馴染みのスタイリストが、実用的かつお洒落に見える着回しテクニックを伝授する企画。それがこの「オーシャンズ的パパ改造計画」なのだ。
冬の定番服であり、みんな気になっているフリース。でもどう着こなしていいかわからず、結局ダウンのインナーに合わせるだけでワンパターンになってしまうオッサンも多い様子。
そこで今回は、イメージしやすくかつテイストの異なる、街男と海男風にフリースを着回し。都会的で少しモードっぽい着こなしと、アクティブな印象のラフな着こなしで、コーディネートの雰囲気がぐっと変わります!
[今回のキーアイテム]
チャンピオン×ビームスのフリースジャケット
チャンピオンの秋冬の定番、シェルパフリースジャケット。毛脚が長く、気持ちいい肌触りと抜群の暖かさが特徴。コートのインナーとしてはもちろん、アウターとしても十分活躍する。秋冬、そして春までフル活用できる。
高木新吾さん会社員 年齢/34歳 身長/174cm 体重/60kgQ1. 休日のワードローブを教えてください。スラックスやデニムにダウンジャケットを羽織るだけで、インナーにはあまり気を使っていません。
Q2. よく行くショップや好きなブランドはありますか?最近はザ・ノース・フェイスがお気に入りです。今季はダウンジャケットやフリースを購入しました。
Q3. 服装について何か悩みはありますか?いつもコーディネイトが単調になるのが悩みです。いろんなバリエーションの着こなしができるようになりたい!
Q4. やってみたい格好があれば教えてください。冬のスタイルは、ダウンジャケット×デニムばかり。ほかにも挑戦してみたいのですが、何かないですかね……。
[ヘアの改造ポイント]
ビフォーのように全体的にシルエットが丸いと野暮ったく見えるので、サイドと襟足を刈り上げシャープな印象に。もともとかかっていたパーマを活かすため、トップとフロントはあえて長めに残しました。
フリースを街男&海男風に着回し!
中間着としてもアウターとしても活躍する、着こなしの幅の広さを活かした着回しテクニック。
まずは、シックな色使いとコートやテックパンツといったアイテムを合わせることで、都会的な雰囲気を漂わせた街男風コーディネイトに。
一方、こちらはフリースをアウター使いし、インナーにはパーカを。そしてパンツはコーデュロイをチョイスして海男風に仕上げた。フードを覗かせることでコーディネイトのアクセントになり、それだけでセンス良く見える、超簡単コーデだ。
撮影後の高木さんの感想
ちょうど今季はフリースが気になっていて、2着買ったところだったので、着こなしの参考にしたいと思います。自分でも真似できそうなので、これでダウンジャケット×デニム一辺倒のコーディネイトから脱却できそうです!
[今回のスタッフ]スタイリスト 星 光彦本誌をはじめ、ファッション誌やタレントのスタイリングを手掛ける。仕事と育児に奮闘する新米パパ。最近忙しく娘と遊べていないのが悩み。
ヘアメイク 田畑裕大東京・表参道のサロン「アルファラン」で勤務する傍ら、フリーランスのヘアメイクとしても活躍。サロンの予約は03-6450-6583まで。
清水将之(mili)=写真 星 光彦=スタイリング 田畑裕大(ALFALAN)=ヘアメイク