「隣のオッサンは青いか?」を最初から読む夫婦生活は山あり谷あり。決して平坦な道のりではないが、愛して一緒になったパートナーとは、できるだけ円満に過ごしたい。そのために、“夫婦間でのルール”を定めている人はどのくらいいるのだろうか。結婚5年目以上、子供のいる40代既婚男女各100人(計200人)に教えてもらった(アンケート協力:アイリサーチ)。
■夫婦間でルール、決めている?(単一回答)
・何らかのルールがある 42.0%
・特にない 58.0%
夫婦生活をより良くするために何らかのルールを定めていると回答したのは全体の4割。意外と少ない印象だが、「特にない」と答えた人の中には、結婚当初に決めたルールが時とともにいつの間にか“当たり前”になっていた……なんて人もいるのかもしれない。
なお、「ルールがある」と回答した約6割は女性。どうやら家庭の“ルール作り”を主導するのは妻であることが多いようだ。
結婚5年目以上の夫婦が大切にしているルールとは……
では、より良い夫婦生活のために、具体的にどんなことを決めているのだろうか。夫と妻それぞれから寄せられた「夫婦のルール」を紹介しよう。
【夫婦円満の基本は“会話”】
「とにかく会話をする」(41歳、男性)
「十分な話し合い」(47歳、男性)
「よく話をすること。会話は何より大切だと思う」(48歳、女性)
「問題や不満がでたら、こまめに話し合いをして解決できるようにしていくこと」(43歳、女性)
男女問わず最も多かったのは「夫婦で会話をする」というルール。一緒にいる時間が長いと“言わずとも分かる”ことも増えるだろうが、それでもお互いに思っていることを声に出して伝え合うというのは重要のようだ。
なお、話し合いがヒートアップして「どうしても言い合いになることもある」(47歳、女性)という声もあるが、雨降って地固まる、ともいう。「ケンカはその日のうちに仲直り」(43歳、男性)、「ケンカ腰にならない」(40歳、女性)など、一定のルールを持ちつつ、気兼ねなく言い合うことで夫婦関係がより強固になるかもしれない。
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