【感謝を伝える】
「感謝の言葉、『ありがとう』を言うように心がけている」(48歳、男性)
「感謝と思いやりの心を持つ」(42歳、男性)
「腹が立ったときは、少しでも相手の良いところを探したり、感謝すべきことを探すようにしている」(45歳、女性)
「夫婦も元は他人。感謝の気持ちや思いやりの気持ちが大切。『ありがとう』はちゃんと口に出して伝えるようにしている」(40歳、女性)
会話をする、という意見とともに多かったのは「感謝を伝える」というルール。ついつい“当たり前”になってしまいがちな仕事や家事だが、パートナーからの「お疲れ様」「いつもありがとう」の一言で報われる……と感じる人は多いだろう。
【一人の時間も大切】
「お互いあまり干渉し過ぎないこと」(49歳、男性)
「お互いの自由な時間を尊重し、邪魔をしない」(47歳、男性)
「お互いの趣味を尊重する。自由な時間をお互いに与え合う」(43歳、女性)
「お互いに縛らず、自由にさせていること」(48歳、女性)
一生を共に歩む約束をしたとはいえ、夫婦である前にひとりの人間。お互いに違う部分を認め合い、パートナーの“個人の時間”を尊重することも、長い夫婦生活を円満に過ごすための秘訣のようだ。
【時には“恋人時代”に戻ったように……】
「一緒に晩酌をしている」(46歳、女性)
「夕飯を一緒に食べる。月一度旅行に行く」(46歳、男性)
「お出掛けのときや公園に行ったときは手を繋いで歩く」(41歳、女性)
「1日1度はギュッとする」(46歳、男性)
一緒にいる時間が長くなればなるほど、ふたりきりでいるのが気恥ずかしい、という声も聞いたりするが、夫婦円満のためには“ときめき”も大切。そういった意味で、ちょっと照れくさいことをふたりのルールにしてしまえば、実践しやすくなりそうだ。
結婚生活の長いカップルから寄せられたルールは意外と簡単にできるものばかり。「今更ルールなんて……」と思う人もいるだろうが、自分のできる範囲のことを少しだけ真似してみてはいかがだろう? マンネリ化してしまった夫婦生活も、少しの“ルール”で劇的に変化するかもしれませんよ。
文=フジアマネ