冬だからといって外に出ないのはもったいない。コタツで丸くなっていいのは、猫だけで、オッサンはダメだ。でも、最近の日本の冬は寒い。外出するのが億劫になる気持ちもわかるけど、ちゃんと冷える部分さえ暖めれば、逆に寒さが心地良くなるから。
そんなときに役立つのが、アウトドアブランドの防寒小物。耳当て付きの帽子は、ファッション的なトレンドとも合致しているし、女子に「カワイイ♡」って言われたりするかもしれない。ムートンやフリースの手袋や、ダウンマフラー、ネックウォーマーも然り。価格もプチプラなので、費用対効果も最高である。
防寒小物装着で、冷たいドリンクもイケる?
「ザ・ノース・フェイス」
残念ながら、40歳を超えてくると寒さに弱くなってくる。どれだけ防寒性の高いアウターを着用して暖かいパンツをはいても、指先、頭、首元が寒いとハッピーにはなれないのだ。そんなときに役立つのが、アウトドアブランドの防寒小物。寒さよ、さようなら!
左●耳当て付きキャップは、ファッション的にも注目アイテム。この「フロンティアキャップ」は表地には優れた防水透湿性を持つハイベントを使用し、肌面にはボアフリースを採用。ワイヤー入りのツバで、自在に形状が変えられる。
右●街でボリューム過多なグローブは、使い勝手が悪くてノーサンキュー。この「デナリイーチップグローブ」は、フリースとナイロン、合皮を組み合わせたナローシルエットでフィット感抜群だ。タッチパネル対応なのも素敵。
気分も体温もアガる、欲しいのはこんなやつ
「スノーピーク」
600フィルパワーのダウンを使用したマフラー。首に巻くだけでコート1枚分に等しい暖が取れるし、マフラーの先端にはスナップボタンフラップ付きの小物入れも付いている便利なやつだ。調子いいよ、これ。
「エフ シーイー」
アウトドアギアとファッションの融合を得意とするエフ シーイーらしさ溢れるキャップ。ロロ・ピアーナ社製の高機能素材、ストームシステムを主役に耳当てはトレンドのコーデュロイを使用。共生地のコートもあるからセットで被りたい!
「ボーゲン」
東京発信の注目ブランド、ボーゲンは「スキー好きが作るスキーをテーマにしたブランド」で、ニットキャップは看板アイテムのひとつ。ボンボン付きのこいつは、山でも街でもスタイリングのスパイスになる。
「マーモット」
フリースのネックウォーマーは、温度調節的にもスタイリング的にも、あると便利なアイテム。特に迷彩柄は、ブラウン、グリーン系のスタイリングのポイントになる。買いやすい価格も◎。
「チャムス」
ムートンの温もりって、本当に心地良くて幸せになる。そこでこいつを。こちらのムートングローブは、開閉式となっているミトンが特徴で、アレコレ指先で操作するときに、とても便利。うん、最幸だ!
体温はアガらないけど、気分をアゲてくれるビビッドカラー
左●「グレゴリー」サコッシュの人気は依然として継続中。なんてったって使いやすいし、コーディネイトのアクセントにもなるしね。こちらのグレゴリーの「クラシックサコッシュM」は、なんと9色展開! 5000円/サムソナイト・ジャパン 0800-12-36910
右●「ワイルドシングス」×「ビームス」ビームス別注のワイルドシングスのボディバッグは、ビビッドな配色と、シンプルな機能性が魅力的。斜め掛けもいいけれど、最近は巡り巡ってウエストに巻くのが最先端。アクセサリー感覚で、着けてほしいアイテムだ。4500円/ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623
清水写真事務所=写真 荒木大輔=スタイリング MASAYUKI(The VOICE)=ヘアメイク 増田海治郎、加瀬友重、今野 壘=文