若い頃に比べ体型は崩れ、健康診断の数値も気になり始めた。「よし、身体を動かそう」と心に誓うものの三日坊主だけは昔と変わらず。「スポーツの秋」の今こそ知りたい、三日坊主を卒業するためのスタートアップガイドをどうぞ!
メールや電話などができる腕時計として、年々存在感を強めているスマートウォッチ。そのなかでもアップルウォッチはダントツの人気を誇る。でも、一体どんなところが便利なのか知ってる?
以前にもユーザーの声は聞いたが、今回はスポーツシーンでの使い勝手の良さに絞ってその性能を検証してみた。
アップルウォッチは「いつもそばで見守っていてくれる、頼れる相棒」
初代の発売から約3年半。2018年9月に発売された「シリーズ4」は、角を丸く、ディスプレイをより大きくして新しい顔つきに生まれ変わった。
今回のシリーズでは、転倒を検出できる機能を新しく搭載。転倒したあと60秒間動かない状態が続くと自動的に救急車を呼んでくれたり、緊急時の連絡先に位置情報を送ってくれたりと、ひとりでスポーツするときも安心だ。
安静にしているのに極端に心拍数が高くなったり、低くなったりする場合は、高心拍数・低心拍数の通知をしてくれるなど、健康面のサポートもバッチリなのだ。
でも、最新の機能は理解できても、自分が使っている姿はいまいち想像しにくい。そんな迷える人の背中を押してくれるのは、やっぱりユーザーの実体験! アップルウォッチを実際に使っている人に、その活用方法を聞いてみた。
アップルウォッチはスポーツシーンでどんな活躍を見せるのか?
アバハウスインターナショナル バイヤー・宮本翔太さんの場合愛用モデル:アップルウォッチ ナイキプラス シリーズ3ナイキプラスの「シリーズ3」を愛用している宮本さん。展示会などで外回りの仕事が多いため、1日2万歩以上歩くこともしょっちゅう。アクティビティのリングを完成させることが日課に。メッシュタイプのミラネーゼループバンドにカスタムすることで、季節を問わずノンストレスで着用できるそう。
そんな彼のお気に入りのスポーツアプリが……
NIKE+ RUN CLUB
スポーツシーンでは、とにかくやる気を高めてくれるという「NIKE+ RUN CLUB」を活用。ランニング中のペース、距離、高低差、心拍数、距離ごとのデータを記録できるほか、目標と運動レベルを設定すると、進捗に合わせてトレーニングプランを調整してくれるコーチ的存在だ。
Pt.Alfred/ジャックロビー 店長・本江浩二さんの場合愛用モデル:初代アップルウォッチ“長年のアップル信者”を自負する本江さんは、初代アップルウォッチを愛用中。趣味のサイクリングで、自転車のサイクルメーターが故障したとき、代わりのものを探していたのが購入のきっかけに。店頭での仕事中や打ち合わせ中など、サッと着信を確認できるのがアップルウォッチのいいところだ。
そんな彼のお気に入りのスポーツアプリが……
「ワークアウト」
サイクリングでは、アップルウォッチ内蔵の「ワークアウト」アプリを利用して、走行距離や所要時間、消費カロリーをチェック。ウォーキングやランニングなど、最新のOSでは14種類のワークアウトをサポートしてくれて、初心者にも優しい万能アプリなのだ。
身につけるだけで趣味の運動が捗るアップルウォッチ。スポーツマンはこれまで以上に効率的なワークアウトができるだろうし、これからスポーツを始めるオッサンも、アップルウォッチを手にすれば、その優れた機能やアプリを試さずにはいられないはず。
そして気付けばカラダづくりが習慣化しているだろう。もはやアップルウォッチは、スポーツシーンで取り入れない理由が見当たらない、と言っても過言ではないのだ。
POW-DER=取材・文