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より小さく、読みやすく。見た目の質感は「紙」そのもの

Paperwhiteの大きさは167 × 116mmと、ほぼ文庫本と同じくらいのサイズ。手にした際の重量感も、ほぼほぼ文庫本と同様と考えてよい。ただし6インチという画面サイズは、文庫の誌面よりも一回りほど小さめになっている。
ベゼル(外枠)が厚めということもあり、個人的には実際の画面サイズよりも小さいかのような印象を受けてしまった。
専用の電子書籍リーダーが初体験となる筆者にとって、あらためて大きな驚きとなったのが、電子インクスクリーンの美しさと“読みやすさ”だ。
バックライトの明るさも調整可能。ライトの明るさを最小限にすると、より本物の紙に近い感覚が得られる。
新しいPaperwhiteが、300ppiの高解像度を実現していることもあるのだろうが、パッと見た感じは、まさに紙の印刷物に近い印象。マンガの誌面も、スマートフォンやタブレットで表示したのに比べ、明らかに“紙っぽさ”がある。

確かにこれなら、スマートフォンの画面で読むのより、グンと目の疲れが軽減されるに違いない。読書に「紙の質感」を求める向きにとっても、Paperwhiteなら自信をもってオススメできると感じた。


3/3

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