連載「レジ横コーヒーのおいしいヒミツ」Vol.1
お目当てのドリンクをレジで注文、カウンターで受け取る。コーヒーショップのよくある光景。でもちょっと待った。せっかくなら、レジ横に鎮座している豆にも目を向けてみよう。そこにあるのは、各ショップが考えた“ベストなコーヒー豆”へのアプローチなのだから。
タリーズコーヒーといえば、アメリカはワシントン州・シアトルを発祥とする喫茶店チェーン。ラテやカプチーノなど、エスプレッソをベースにしたメニューを思い浮かべる人も多いだろう。だが、実は“レジ横”に置かれたオリジナル豆にも、並々ならぬ情熱を注いでいることはあまり知られていない。
話を聞いたのは、タリーズコーヒー Emio Style BIGBOX 高田馬場店のストアマネージャー・石川峻さん。全国1万7000人のスタッフのうち、30人しかいない「コーヒーマスター」という社内資格の持ち主だ。今回は、石川さんイチオシの“レジ横コーヒー”を紹介してもらった。
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