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2回戦が間もなくスタート。
僅差で競り合う接戦!

大番狂わせが起こりやすい!? レース形式の第2回戦

第2ラウンドは予選上位9名を順位ごとにグループ分けしておこなわれた。その組み合わせは、1・4・7位、2・5・8位、3・6・9位の3グループ。ここからはトラックを3周するレース形式が採用されるので、予選の順位が高いから勝てる訳ではない。一瞬でも気が散るとクラッシュしてしまう番狂わせがあるのだ。
決勝進出を賭けたSaqoosha氏の第2回戦。スタートの合図とともに勢いよく飛び出し、ほかの2機と圧倒的な差をつける。見事グループ1位でゴールイン! ……と思いきや、ゲートをひとつギリギリ通過できていないとビデオ判定され、無念の6位に。障害物を通過できていない場合は再度くぐり直すそうだが、そうすると後者に追いつかれてしまう。その咄嗟の判断力も大事なのだ。
どこか晴れ晴れとした表情のSaqoosha氏。
お疲れさまでした! 結果は残念でしたが、ド迫力のフライトを拝見できました!
腕が上がる感覚がよくわかるとか。

FPVドローンをやるからにはレースを楽しもう!

賞金を賭けた本気の大会があれば、レースを楽しむカジュアルな大会もある。どちらにせよレースには記録が付いてくるもので、自身のスキルアップを楽しむことができるし、大人になった今、ほかの人とタイムで競うなんてことが少ないのでは? 組み立てから操縦、レースまで多様なエッセンスで楽しませてくれるFPVドローンは、もはや始めない理由が見当たらないかもしれない。オッサンひとりでも、子供と一緒でも、わくわくさせてくれるドローンの世界に踏み出そう!
 
澤田聖司=写真 小松翔伍=取材・文


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