ビッグシルエットの洋服が、変わらずトレンドど真ん中。その理由のひとつは、ユルッとした雰囲気がクールだから。
そんなチルな雰囲気を醸し出すアプローチは多種多彩。抜け感を味方に付けた“ゆるカジ”、世界の大人はこんな感じ!
「WORLD街角父ラッチ」を最初から読む 白シャツでチルがサマになる、モノ選びと小さなテクニック
LOS ANGELS クワンさん(46歳)洗いざらしの白シャツを胸元まで開け、色落ちしたブルーのチノパンをロールアップ。最高にユルいスタイルだが、ビーサンの色をパンツと合わせたり、シャツをタックインしていたりと、意外とこだわり満載だ。
ヴィンテージならではのシワ感とサイジングで“味”を味方に
NEW YORK ダニエルさんガバッと羽織ったワークジャケットは肩の落ち感が絶妙なビッグサイズ。シワ感も味があるなぁと思ったらヴィンテージとのことで、納得。下半身はジャストのチノパンでメリハリをつけました。
動きやすく、シンプルで。なら、スパイスもお忘れなく
TOKYO 鳴島雄太さん(34歳)半袖×ショーツと動きやすさ最優先、というのが潔いコーデ。そこにスパイス的に取り入れたロゴキャップは、あのショーン・ステューシーさんのブランドのもの。このフォントがいいんだよなぁ。
ゴキゲンな色とモノ選びで装うことを楽しむ!
NEW YORK サーシャさんパッと明るいマンゴーイエローのシャツを主役に、膝上ショーツとビーサン。そして極め付きはリボンの効いたストローハットで陽気なコーディネイトに。自身のキャラクターに合ったゴキゲンなモノ選びがウマい!
手首と足首を見せれば、クリーンな装いでも……
LONDON アグミンさん(30歳)白シャツ×サックスブルーパンツと清潔感のある服選び。なのに、こんなにもリラックスして見えるのはクロップト丈パンツゆえ。袖をざっくり捲ったのもポイント。手首&足首を見せるだけで、力の抜けた雰囲気に。
テイストの異なるアイテムを思いきってマッチアップ
LONDON マシューさん(39歳)楽しげなアロハシャツに、武骨なオリーブカラーのファティーグパンツ。テイストの異なるアイテムをビッグシルエットでまとめたからこそ、シンプルデザインの真っ白なスニーカーが効いている。
ナチュラルな色みでモスト・ユルユル・ジャケットスタイル
NEW YORK オリバーさん全身オフホワイト。ナチュラルな雰囲気の着こなしを披露したオリバーさん。シャツはボタンを半分まで開けてアクセを大胆に見せる。かつてこんなにユルいジャケットスタイル、あった!?
中野 理=写真(東京) 野村優歩=取材(東京) 山田ヒロミ(ROMY&Co.)=写真・取材(NY) MIMI WADA=写真・取材(LA) YUMIKO SWAN=写真(ロンドン) IORI DOUGAN=取材(ロンドン)