「いいニットウェアといえば?」と聞かれたとき、真っ先に思い浮かぶブランドのひとつに「ジョン スメドレー」が挙げられる。
創業1784年のこの老舗ブランドが、初めて日本にショップを開いたのは1993年のこと。当時、銀座で長い間スメドレーを扱っていた「ルノアール洋品店」を譲り受けたのがきっかけだった。このたび、そんな銀座店の25周年を祝って新作のニットポロシャツが発売された。
わかる人にはわかる、この懐かしいシルエット。実はこの25周年記念のニットポロは、銀座店が誕生した1990年代のモデルをもとに作られているのだ。
25周年モデルは、ゆったりした身幅に大きくて広めの襟、クラシカルな長めのリブが特徴。また、やや厚手の24ゲージという網目を採用することで生地に重みを出し、この独特のフォルムを再現した。
記念モデルとなれば、何かひと目でわかる印が欲しいもの。首もとには、“Ginza Exclusive Edition(ギンザ エクスクルーシブ エディション)”の文字が入ったネームタグが付けられている。その横にうっすらと“25”と刺繍されているのもスメドレーらしい上品な演出だ。
パッケージにはロイヤルワラントの刻印入り。色鮮やかなパッケージにゴールドの刻印が輝く、より特別感を強めた仕様になっている。
「ルノアール洋品店」時代から、流行とともに移ろう街を見守ってきた銀座店。その歴史に敬意を込め、この機会にショップを訪れてみてもいいだろう。
[問い合わせ]ジョン スメドレー銀座店03-3571-0128POW-DER=文